検査や手術など

犬の腸内フローラ検査のメリットは?料金や申し込み法など!

愛犬の腸内フローラ(腸内細菌叢)の
検査を自宅で簡単に!

 

人でも近年『腸活(腸内環境を整える
ことで健康で美しくなる活動)』が推奨
されてきていますが、腸内環境の
状態が病気のリスクに関わってくる
のは人も動物も同じです。

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ペット業界、動物医療の進歩も
さることながら、ペットの健康や
長生きのためのさまざまなサービス
が増えてきているな~っと日々感じて
おりますが・・

 

犬の腸内フローラの検査が、
自宅で行えるというサービスも話題に
なってきています。
飼い主さんは愛犬の便を検査センター
に郵送するだけという手軽さで面倒な
手間もなく簡単に行えます。

 

一般的に動物病院で行われる
糞便検査は、腸内寄生虫の有無や
食べ物の消化吸収の状態などを調べます。

 

また、腸内細菌も見ますが、これは
特に下痢をしているときなどにその原因
となる細菌が増加していないか?を見る
簡易的な検査なので詳しく腸内フローラの
構成比を調べるようなものではありません。

 

ですから、ここで紹介する腸内フローラ
の検査は、動物病院で行う一般的な糞便
検査とは異なるものです。

 

そこで、愛犬の腸内フローラの検査をする
ことで何が分かるのか?メリットは?
また申し込み法や費用などをまとめて
みましたので参考にしてください。

 

<犬の腸内フローラ(腸内細菌叢)とその役割>

 

腸内フローラは人を含むすべての
動物(腸管を持つもの)の腸管に生息
する細菌群ですが、その動物種に
よって構成は変わります。

 

犬の正常な腸内フローラで優勢なのは、

*バクテロイデス
*ユウバクテリウム
*連鎖球菌科
*腸球菌
*ウェルシュ菌
*腸内細菌科(グラム陰性の桿菌)
*ビフィズス菌
*乳酸桿菌

とされています。
(腸管の部位によっても多少異なる、
また食事や生活環境によっても変わって
きます。)

 

【腸内フローラの役割】

腸内フローラには、いわゆる善玉菌
と言われる有用な働きをする細菌
悪玉菌と言われる有害な働きをする
細菌があります。
(他、どちらにも属さない日和見菌)

 

『有用な働き』

*食べ物の消化吸収の補助

*ビタミンやアミノ酸の合成

*病原菌の増殖を抑制(直接的、間接的)

などで、これらの働きをする有用菌
乳酸桿菌ビフィズス菌などです。

 

『有害な働き』

*タンパク質からアンモニアやアミンなど生成

*発がん性物質の生成
(ニトロソアミン、フェノールなど)

などでこれらの働きをする有害菌が
バクテロイデスウェルシュ菌
などです。

 

そして、腸内フローラはさまざまな
要因によってその構成は変動しています。

 

【腸内フローラの変動する主な要因】

『食事内容(栄養素)』

ドッグフードやおやつの組成が
腸内フローラの構成に影響を与える。

 

『ストレス』

ストレスにさらされると、善玉菌
(ビフィズス菌や乳酸桿菌)が減少、
有害菌(ブドウ球菌やコリネバクテリウム
など)が増加する。

 

『加齢(老化)』

高齢になってくると優勢菌種の菌数が
低下。特にビフィズス菌が減少し、
ウェルシュ菌や大腸菌などが増加する。

 

『薬品(抗菌性物質)や添加物(食物中)』

病気の治療など投与される抗生物質などは、
腸内フローラに影響を与えるため、下痢
や腸炎の原因となることがある。
(薬剤の種類にもよる)

 

『微生物要因(原虫、真菌、細菌、ウイルスなど)』

病原菌そのものの増殖や腸管粘膜への
侵入によって腸内フローラが変動。
下痢や腸炎を引き起こす。

 

そして、下痢を起こしているときの
腸内フローラの状態は、

急性の下痢↓
有用菌(乳酸桿菌やビフィズス菌など)
の減少、有害菌(ウェルシュ菌、腸内細菌科
など)の増加

慢性の下痢↓
ビフィズス菌の消失、乳酸桿菌の減少、
有害菌が優勢

となっています。

犬の歯周病や歯槽膿漏に乳酸菌の効果とオススメのサプリなど!

 

<犬の腸内フローラ検査のメリットとは>

 

人の最新の研究では、腸内フローラが
肥満や便秘、糖尿病や大腸がん、
アレルギー、また自閉症や躁鬱病など
と関連している事も分かってきています。

 

そして、犬や猫でも腸内フローラは
存在し、それが健康に与える影響、
さまざまな病気との関連性が分かって
きています。

 

ペット保険の大手、アニコムが行った
研究によると、ガンに罹患している犬
と正常な犬とでは腸内フローラの構成比
に違い(特徴)があることが分かったと
しています。
(猫も腎臓病になっている子と正常な
子では腸内フローラの構成比に違い
があると。)

 

つまり、腸内フローラの検査を行うことで

*腸内環境を良好にするための食事
(ドッグフード)の選択や改善
サプリメント(乳酸菌)の摂取の必要性

のヒントになり、それによって健康維持は
もちろん、慢性的な下痢がある子や
下痢をしやすい体質、アレルギー体質の
子への対策なども分かってきます。

 

さらに、

*将来の健康リスクの低減

*病気の発症予測や早期発見(早期治療)

などの判断材料になることも期待できるのです。

 

また、犬のさまざまな病気に対して
乳酸菌の有用性は報告されていますので
腸内環境の重要性は動物医療の世界
でも認められてきています。

 

今後さらに犬猫も腸内フローラの研究
は進んでいくはずですので、他の病気
などについても少しずつ関連性が分かって
くるのではと思います。
(基本的には、腸内環境の重要性や
それに関わる病気のリスクなどは人と
同じと考えられています。)

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<犬の腸内フローラの検査について>

 

犬の腸内フローラの検査については、
国立大学法人愛媛大学発ベンチャーの
株式会社VEQTAと国立研究開発法人理化学
研究所認定ベンチャーの株式会社サイキンソー
が、検査キット『Wankinso(ワンキンソー)』
の提供を2019年1/31より開始(先行予約)しています。

 

検査キットを申し込むと、
①便採取棒
②便保存容器(固定液)
③保存容器封入袋
④モニター表
⑤採取方法の説明書
⑥返送用封筒
がセットで送られてきますので、
その説明通りに愛犬の便を採取して
送り返すだけです。

 

そうすると、腸内細菌の全体像を
DNAレベルで解析した結果が届きます。

 

また、愛犬の生活習慣や食事に関する
質問に詳しく答えることで、分析結果と
照会して、愛犬の腸内環境を分かりやすく
知らせてもらえます。
(病気の発見などの医療診断ではありません)


出展:https://prtimes.jp/

検査費用は、キット、他すべて込みで
18,000円(税込19,440円)となっています。

Wankinso(ワンキンソー)公式、申し込みページはこちら>

 

<まとめ>

 

ペットも家族の一員として、
人間社会で人と同じような生活をする
ことが多くなっています。

 

特に犬は賢く、人の言葉や感情を
理解する能力に長けていますので
なおさら擬人化されて人間同様の
扱いをされているように思います。

 

ただ、その分、犬も人と同様に
寿命が延び、高齢化やさまざまな病気
が増えてきています。
人で言う、成人病や生活習慣病のような
疾患も多いですね。

 

また、アレルギーや慢性的な疾患も
多く、治療や食事管理も大変です。
ですからなるべく病気は未然に防ぐ、
また病気になりにくい体をつくって
あげることがとても大事になってきます。

 

そのためにも、腸内フローラの検査
が色々と役立ってくるといいですね。

 

特に下痢をしやすい子やアレルギー
がある子などは一度検査を受けてみると
いいと思います。

 

大事な愛犬がいつまでも元気で健康
に過ごせますように。

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