犬のてんかん発作分類別に見られる行動や性格変化などまとめ!

犬のてんかん発作は、けいれんの状態や
動き、起こる頻度などさまざまなタイプ
があります。

 

てんかんは、無意識に起こる体の
痙攣というイメージがあると思いますが、
一見しててんかん発作だと分かるもの
から、てんかんだとは分からないような
軽微な行動変化などもあります。

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そのため、飼い主さんはまさか愛犬が
てんかんとは思わず、知らずに・・
なんてこともあるのです。

 

また、てんかんは発作を目撃して
いなければ、一般的な健康診断や検査
では引っかからないことが多いため、
特に軽症の場合には見過ごされてしまう
可能性もある病気です。

 

ですから、
なにかちょっと普段とは違う行動が
見られる・・
性格が変わったような感じになること
がある・・
などなど、もしかしたらそんな微妙な
変化がてんかん発作によるものという
可能性もあるのです。

 

こちらでは、犬のてんかん発作時に
見られる行動や性格の変化などを
まとめてみましたので参考にしてください。

犬のてんかんの薬の種類や副作用など!やめるとどうなる?

 

<てんかん発作分類別の特徴と変化>

 

てんかん発作は大きく分けて、

*全般発作

*焦点性発作

があります。

 

【全般発作】

 

全般発作は、大脳の両側にまたがる広い
範囲で脳全体が一斉に興奮する状態に
よって起こる発作で、幾つかのタイプに分けられます。

基本的にほとんどの場合、意識はありません


出展:https://www.tenkan.info/

 

<強直(きょうちょく)発作>

意識はなく全身(前足も後ろ足も)が
ピーンと突っ張った感じで、横向きに
倒れたりひっくり返ったりして、けいれん
する状態が数十秒間続きます。

 

<間代(かんたい)発作>

意識はなく、犬かきをするようにも
見える、手足を屈伸させるような動きや
全身をガクガクさせるような動きが数十秒
から数分間続きます。

 

強直間代発作

てんかん発作では最も多いタイプで、
強直発作と間代発作の両方が出現します。

多いのは、始めに強直発作が起こり、
その後間代発作に移行するタイプです。

 

ずっと意識はなく、この発作の最中に
オシッコやウンチをもらしたり、口から
泡を吹いたりなどが見られることもあります。

 

発作が終わると何事もなかったかの
ように普通の状態に戻る場合と、しばらく
意識がもうろうとした状態の後、少し
ずつ普通に戻る場合とがあります。

 

<脱力(脱力)発作>

全身の筋肉の緊張が失くなり、脱力して
くずれるようにバタッと倒れてしまう
発作です。

 

発作の持続時間は、数秒以内なので、
現場を目撃していないと気付かれない
ことが多いです。

 

<欠伸(けっしん)発作>

けいれんや脱力、倒れたりなどがなく、
突然意識だけが短時間(数秒~数十秒)
飛んでしまう(消失する)発作です。

 

そのため、飼い主さんは気付かない
ことも多い発作です。

 

<ミオクロニー発作>

全身の筋肉、もしくは体の一部
(顔や手足、ボディなど)がビクッと
収縮します。

 

ブルッと震えるような感じを周期的に
繰り返す場合と単発で起こる場合が
あります。

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【焦点性発作(部分発作)】

 

焦点性発作は、脳の一部が興奮する
ことによって起こる発作で『部分発作』
とも呼ばれ、いくつかのタイプに分かれます。

基本的に意識はありますが、意識のない
部分発作もあります。

 

ただし、焦点性発作もてんかんが進行
すると全般発作を起こすようになってきます。


出展:https://www.tenkan.info/

 

<焦点性運動発作>

体の一部のみに律動的(リズム的)な
けいれんや突っ張ったりなどが起こる
発作です。

 

一部分から他の場所にけいれんが
広がっていく場合もあります。

 

<自律神経発作>

自律神経に関与、徴候が見られる
発作です。

 

腹痛や嘔吐、下痢、ヨダレなどが
発作的に起こります。
また、呼吸が不規則になったり、心臓の
鼓動が早くなったりなどさまざまな
タイプがあります。

 

<行動発作>

異常な行動や無意味な行動を
一時的、もしくは繰り返す発作です。

 

噛み付いたり、凶暴になったり、
性格が変わったように見える、何かを
凝視している、眼に見えないものを
追いかける・・などの異常(無意味)な
行動をするなどがあります。

また、呼びかけに反応しないなどもあります。

犬のてんかんの療法食(フード)の成分や有効性、価格など! 

 

<まとめ>

 

飼い主さんが気付くことが多い発作の
ほとんどは、全般発です。

 

欠伸発作や脱力発作はタイミングなど
もあり、気付きにくいと思いますが
犬では多くない発作です。

 

また、焦点性発作(部分発作)では、
それら何らかの異変に気付いたとしても
それがてんかん発作によるものだとは
思わない場合が多いとされています。
(クセや性格的なものと思ってしまう
ようです。)

 

ただ、それを見過ごして治療を行わない
と、進行して頻繁に起こるようになったり、
全般発作になってしまうので、少しでも
??という異変が見られたらてんかんの
焦点性発作(部分発作)の可能性を疑うこと
も大事ですね。

犬のてんかんの検査方法や費用など~診断までの流れ~!

 

また、てんかんは、何の前ぶれもなく発作
が起きることが多いですが、起こりやすい
条件やパターンがある場合もあります。

 

個体差もあり、その子その子によって
いろいろですが、何らかの異変が起きた
ときには、その前後の状態をしっかりと
記録しておくことも大事になります。

犬のてんかん!気温や気圧、天気や季節との関連性について!

 

これまで・・??何だろうと
疑問に思うような愛犬のちょっとした
異変やクセかな?と思ってた行動など、
気になることがあれば、その時の様子
をしっかり観察して、何かの受診の際に
でも獣医師に相談してみるといいですね。

 

また、何らかの異変があったときは、
できれば動画を撮影しておき、それを
見せるといいです。

 

言葉を話せない犬だからこそ、
病気を発見してあげられるのは飼い主さん
しかいないのですから。

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