循環器の病気

犬の心臓病と温度管理!暖房や冷房、温度差や注意点について!

犬は寒さに強く、暑さに弱いという
イメージが強いかと思いますが、
それは、犬種によってもさまざまです。

 

また特に今は室内飼育が増えていますから、
人と同じような温度環境で暮らすことが
当たり前となっているため、極端な気温や
温度差には弱くなっているワンちゃんが
多くなっていますね。

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年齢や健康状態にもよりますし、
毛の長さ、飼育環境にもよりますが
犬も人と同じように温度管理は必要です。

 

そして特に心臓疾患を患うワンちゃんの
場合、温度管理は非常に重要になります。

 

こちらでは、犬の心臓病と温度管理に
ついてまとめてみましたので参考にしてください。

犬の心臓病の薬!種類や効果、副作用や注意点などまとめ!

 

<犬の快適な温度について>

 

犬種や育った環境などによって個体差が
ありますが、一般的に犬の快適な温度は
15〜26℃とされています。

 

15~26℃ってけっこう幅がありますよね。
それが個体差なのですが。。

 

被毛が長く厚い犬種や肥満気味の子、
また暑がりの子、短頭種(顔のつぶれた犬種)
などは、低め(15~20℃)でも問題ない
ですし、小型犬や被毛の短く薄い犬種や
子犬、高齢犬、健康状態に問題がある子
などは高め(22~26℃)が安心です。

 

犬の場合、基本的に体全体に毛に覆われて
いるため、同じ気温でも人が感じる体感温度
とは少し異なります。

 

また、生活空間が人で言う足元(床に近い
低い場所)なので、その違いもあります。

 

そして、体感温度は湿度も関係してくる
ため、季節によっても異なってきます。
犬の快適な湿度は50~60%とされています。

 

ですから、愛犬の快適な温度は
その子や飼育環境によっても異なり
ますので、あくまでもその様子を
見ながら理解していくといいと思います。

 

犬は、自分で体温調節をします。
ただ、人のように全身に汗をかくこと
ができないため、暑ければ舌を出して
ハーハーとすることで体温を下げようと
します。(パンディングと言います)

 

逆に寒ければ、なるべく暖かい場所
を探しますし、体を縮こめる(丸める
ような)格好をして体温の発散を防ぎます。

 

ですから、基本的にはその様子を
見て状況を判断するとご自分の愛犬が快適
と感じる温度の目安になります。

 

ただ、よほどの高齢や病気の犬などが
屋外の寒い場所やとても気温の低い場所
に置かれている状況でなければ、犬は
寒くて命を落とすということはまず
考えられませんが暑さは別です。

 

暑さによって熱中症や呼吸困難などを
起こして亡くなってしまうというのは
毎年夏場には少なからず起きてしまいます。

 

特に肥満傾向の犬や、短頭種の犬など
は要注意です。
ですから、気温で言うと、より注意が
必要なのは、冬場より夏場です。

 

そのため、リスクの高い犬の場合には、
基本的に気温は低めがベストということ
を頭に入れておきましょう。

 

また一般的な犬も人よりは少し低めでも
問題ないことがほとんどです。
寒さに弱いと言われる犬種でも人と同じ
くらいであれば基本的に大丈夫です。

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<心臓病の犬の温度管理について>

 

犬で多い僧帽弁閉鎖不全症などの心臓疾患
を患う犬の場合、進行度や全身の状態など
にもよりますが、基本的には暑がっていない
状態に保つのがベストです。

 

心臓疾患のある犬の場合、体温を下げる
ための呼吸(パンディング)が心臓に
負担をかけます。

 

パンディングは、体温調節のため、
犬にとっては重要なものですが、心臓疾患
のある犬の場合は、パンディングが長く
続くと咳や呼吸困難を誘発しやすくなります。

 

心臓疾患のある犬の場合、それでなくとも
呼吸がしづらく、荒い呼吸などが見られ
ますので、それにさらに拍車をかけること
になり、非常に危険な状態になる可能性が
あります。

 

また、心臓疾患の影響による呼吸の
異常か?もしくはパンディングによる
体温調節なのか?の区別も分かりづらく
なるため、できれば室内で穏やかに
過ごす場合には、パンディングが
長く続くことのない程度の気温になるように
冷房や暖房を調節してあげるといいです。

 

特に肥満傾向の子や短頭種などで
心臓疾患のある場合には、少し涼しい
くらいの低めの気温が良いことが多いです。

 

ただし、パンディングは体温調節のため
だけではなく、ストレスや何かに興奮
したときなどにも見られる行動ですので
そこの見極めは大事になります。

 

また、心臓に負担がかかる状況として
急激な温度変化があります。

 

特に寒い季節には血管が縮んで細くなり
ますが、その血管に血液を流そうとして、
心臓は大きな力で血液を送り出さなく
てはならず、 そこで血圧は必然的に上昇し、
大きな力を必要とする心臓は負担が増えてしまいます。

 

ですから、散歩や外出するときには
もちろん、室内でも激しい温度差が
ある場所への行き来はなるべくしない
方がベストです。

 

散歩など外出の場合には、
暖かい場所から急に連れ出すことは
せず、室内でも少し気温の低い廊下
や玄関の出入り口などで少し体を慣れ
させてから、外に連れていくようにしましょう。

 

また、季節にもよりますが基本的には
室内と温度差が激しい時間帯の散歩は
控えるようにしましょう。

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<まとめ>

 

犬は、暑ければ涼しい場所へ、寒ければ
暖かい場所へ・・自分で快適な場所を
見つけて移動します。

 

ですから、部屋の中にでもそのような
場所を作っておいてあげれば
(冬はヒーター、夏はクールマットなど)
後は極端に寒かったり暑かったりしない
ように程よく室温調整をしてあげておく
ことが一番大事です。

 

心臓疾患のある子の場合、

*基本的には少し涼しめ、暑がらないように!

*特に冬場は急激な温度変化に注意!

というのをポイントに置いておいて
くださいね。

 

また、明らかに暑くはないはずなのに
パンディングをしているように見える
場合、呼吸が苦しくて開口呼吸になって
いる場合もありますので、その違いを
頭に入れておくことも大事です。

 

基本的に、パンディングの場合には
姿勢は普通に四本足で立っていたりと
苦しそうな辛そうな様子は見られませんが
心臓病の影響で呼吸が苦しい場合には、楽な
姿勢を取ろうとしますので、お座りの姿勢で
荒い呼吸をするようになります。

 

心臓病の犬の呼吸が苦しい場合の
姿勢などについてはこちら↓
犬の心臓病と楽な姿勢について!横になれない、寝れないなど!

普段の落ち着いているときの
状況や、呼吸の状態、呼吸数なども
良く観察しておくことも大事になってきます。

 

心臓疾患は急激な悪化も起こりえる
怖い病気です。
ちょっとした変化も見逃さないように
少しでも異変があれば早急に受診する
ようにしてください。

 

また、急激な症状、呼吸困難などが
起きた場合に受診までの間や応急処置と
してできることなどを獣医師に聞いて
おくといいですね。

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