泌尿器の病気

犬の腎不全に乳酸菌の効果とは?腎臓の負担軽減で進行抑制も!

犬の腎臓病で代表的なのが『腎不全』です。

 

腎臓の機能が少しずつ低下していき、
体の老廃物(毒素)をオシッコとして
体外に排泄することが困難となり、
尿毒素が体に溜まっていき、『尿毒症』
となり、死に至る病気です。

 

腎臓は、治療しても再生しない臓器の
ため、治療が難しく厄介な病気です。

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腎不全の治療は、完治のための
治療ではありませんが、

*腎機能低下の抑制(残りの腎臓を長くもたせる)

*腎不全によるさまざまな異常の対処療法

などによって、QOL(生活の質)を上げ、
なるべく苦痛なく、寿命を伸ばせるための
治療を行うのが普通です。

 

進行度(ステージ)や症状にもよりますが、

*食事療法(腎臓の負担を軽減するための療法食)

*点滴(or皮下輸液)

*活性炭の投与(毒素を吸着して便として排泄)

*高血圧や貧血に対する治療

などが主になります。

 

ただ、それ以外にもなんとか腎不全の
症状を軽減させたり、進行を遅らせたり
することはできないのか?と思ってしまいますよね。。

 

そんなときに、薬剤ではなく、
副作用の心配もなく、もしかしたら
良い効果が・・と期待されるのが
サプリメントです。。

 

今は、人でもそうですが、犬猫など
ペット用のサプリメントも実に多くの
種類が販売されています。

 

そんな中で、腎不全にも良い効果が・・
と期待される成分のサプリもあり、
その一つが『乳酸菌』です。

 

『乳酸菌』と言えば、善玉菌を増やして
腸内細菌を整えることで知られ、それに
よって体の免疫力をアップしたり、調整
することでアレルギー抑制効果や病気予防
で特に近年、人気が高まっていますね。

 

その乳酸菌が腎不全に??

こちらでは、乳酸菌が腎不全に対して
どのような影響を与えるのか、腸内環境
と腎臓の関係性など、またオススメの
サプリメントなどをまとめてみました
ので参考にしてください。

 

<乳酸菌と腸と腎臓>

 

乳酸菌にもさまざまな種類(菌種)があり、
その特徴も少しずつ異なりますが、
大きく分けると、

『生きて腸まで届く菌』
腸内の善玉菌が増えるのを促す一方で
悪玉菌を退治する働き。

『胃酸などで死滅してしまう菌』
食物繊維と同様に、退治された
悪玉菌を吸着、体外へ排出する働き。

という異なる働きの2タイプに分かれます。

 

働きは違えどいずれも、腸内環境の
改善のために役立っています。

 

そして、腸内環境を整えるということは、
体の免疫システムを正常化して、病原体
などの有害物質から体を守る働きを
活性化するということにつながります。
(腸は、体の免疫システムの70%が集中する
臓器です)

 

この重要な『腸内』ですが、生息する
細菌数(善玉菌+悪玉菌+日和見菌)は、

ほぼ一定に保たれています。
理想的な割合は、
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7です。

 

*善玉菌
(体にとって良い作用をもたらす菌)

*悪玉菌
(体にとって好ましくない作用をもたらす菌)

*日和見菌
(中間的な菌で、善玉菌が優勢であれば
何も悪さはしないが、悪玉菌が優勢になる
悪玉菌に加勢し、悪玉菌を増やす)

 

つまり、基本的には善玉菌と悪玉菌
が闘っている状態で、

玉菌が増える=玉菌が減る
玉菌が増える=玉菌が減る

ということです。

 

そして、善玉菌は腸内を健全な状態に
保ちますが、悪玉菌は、腸内の食べカス
を腐敗させ、アンモニアやフェノール、
硫化水素など毒性有害物質や、発がん性
物質を作り出します。

 

それらの有害物質(毒素)は腸管から
吸収され、全身を巡り、さまざまな
悪影響を及ぼすようになります。

 

そしてこの腸内で発生した
毒性有害物質を解毒、無害化するのは
肝臓と腎臓です。

 

つまり、

腸内で悪玉菌が増える

有害物質が多く発生する

腎臓にかかる負担が大きくなる

わけです。

 

特に、腎不全になると、

*体の水分調節がうまくできない
*不調や加齢による運動不足
*薬剤や療法食の影響

などから、便秘気味になり、
悪玉菌が優勢になりやすい環境を
作り出します。

 

また、腎不全の症状(不調)による
ストレスなどもあり、腸内の悪玉菌は
増加し、腸内環境は悪化、有害物質が
発生しやすくなっている状況と言えます。。

 

腎臓の負担を減らさなければならない
腎不全という状況なのに、腸内環境の
悪化を招き、軽減どころか負担を増やして
しまっている可能性が高いわけです。

 

そこで、乳酸菌を摂取して善玉菌を
増やし、腸内環境を整え、有害な毒素
を発生させないようにすることで、
腎臓への負担を減らすことになり、
腎機能の低下を抑制する効果が期待できるのです。

 

また、乳酸菌は腸管における尿毒素の
産生を低下させ、尿素窒素(BUN)を
下げる働きがあることも分かっています。

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上記のような理由から、乳酸菌の
摂取は、腎不全にとって、有益な
効果をもたらすことが期待されます。

 

さらに、便秘の改善はもちろん、
免疫力を高める効果もあるため、
腎不全によって抵抗力の落ちた体、
それに伴う不調においても緩和させる
効果も期待できると思います。

 

また、乳酸菌は口腔環境の改善にも
効果があります。歯石や歯周病などの
口内のトラブルは、細菌を常に体の
中に取り入れているようなものなので
当然、腎臓にも悪影響ですから。

 

さらに、犬は皮膚トラブルも多いですが
それらにも乳酸菌は効果的です。

 

そして、乳酸菌は副作用もなく、
摂り過ぎても問題ありませんので安心して
与えることが
できます

 

もちろん乳酸菌で腎臓自体を治すことは
できませんが、腎不全の進行抑制、
症状の緩和、他病気の予防のためにも
摂取できるのであれば飲んでおくことを
オススメします。

 

<乳酸菌サプリの選び方とオススメなど>

 

腸内環境改善のための乳酸菌や酵母など
プロバイオティクスのサプリメントは
さまざまな商品があり、口臭対策や、
皮膚ケアなどの効果をメインに販売されて
いるものが多いです。

 

基本的にどれも、乳酸菌や酵素、オリゴ糖
や酵母、食物繊維などによって、善玉菌
を増やし、腸内をキレイにするという目的は同じです。

 

また、あまり価格が安すぎるもので
なければ、どのメーカーのものでも
効果的に大差はないと思われます。

 

ですが、選ぶ際に必ず注意してほしいのが
原材料に含まれる添加物(化学物質)です。

 

今は、無添加の品質の良いサプリも
増えてきていますが、添加物が入って
いるものも多いです。
(特に価格の安いものは添加物が多い傾向
にあります)

 

食品添加物についての安全性は
賛否ありますが、その種類によっては
危険性(毒性)が指摘されているものも
多くありますので、添加物は基本的に
摂らなくていいにこしたことはありません。

 

特に前述したように、体に取り入れた
有毒物質を処理するのは、肝臓と腎臓です。

 

腎臓の負担を減らすためのサプリに
毒性のある添加物が入っていては、
まさに本末転倒とも言えます。

 

ですから、原材料はしっかりとチェック
して、保存料、着色料、香料など
配合されていないものを選ぶようにしましょう。

 

それらを踏まえた上で私がオススメ
できる乳酸菌を含む腸活のための
サプリメントとして、2種類ご紹介しますね。

『植物酵素×乳酸菌サプリメント【毎日爽快】』

オヤツとしても食べさせやすい
チキン味のタブレットタイプのサプリです。

粒が小さいので小型犬も食べやすいです。

 

腸内環境を整えるのに有効な成分
(有胞子乳酸菌やアミラーゼ、リパーゼ、
プロテアーゼなど消化酵素がギッシリ!)

 

乳酸菌と酵素は相性が抜群で、同時に
摂取できるといいですね。

酵素はとても重要な栄養素で毒素の
解毒や免疫力、自然治癒力にも働き、
腸内環境を左右する腸内細菌とも深く関わっています。

 

食品添加物として、以下のものが
配合されています。

ステアリン酸Ca=毒性なし
微粒酸化ケイ素=毒性なし

これらは、タブレットタイプのサプリ
の製造には不可欠なものですので
しょうがないです。
基本的に危険性はないので許します。

 

価格も比較的お手頃なので
お試しもしやすいと思います。

【毎日爽快】公式サイトこちら>

 

『スッキリメイト』

こちらは顆粒タイプの乳酸菌サプリです。

食事に混ぜて食べさせるのに適して
いますのでタブレットタイプが苦手
なワンちゃんにもオススメです。

 

プロバイオティクス(乳酸菌など)
オリゴ糖ポテトペプチド
組み合わせになっています。

 

ポテトペプチドは、じゃがいもの
タンパク質から酵素分解により生産
されたもので、

*腸内環境改善効果
*脂質代謝改善効果
*血圧上昇抑制作用
*コレステロール低下作用

などなど・・さまざまな有効性で
注目されている成分です。
特に、腸内の善玉菌を増加させる作用が
あることが分かっています。

 

オリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサと
なり、その増殖を助けることで有名ですね。

 

その他、米ぬか米ふすまなどが配合。
これらは、食物繊維が豊富で善玉菌の
働きを最大限に引き出します。

 

添加物も入ってなくて安心です。

こちらもお手頃価格だと思います。

スッキリメイト公式サイトこちら>

 

腎不全の治療には他のお薬などの
投薬もありますし、治療にもお金が
かかるのでサプリメントの摂取も・・
となるとなかなか大変だと思いますが
飲ませるならなるべく続けることが大事です。

 

最低限の原材料チェックは必要
ですが、無理のない範囲で飲ませやすい
ものを選んであげてくださいね。

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