働く犬、使役犬など

警察犬訓練士になるには見習いから!休みや給料,勤務時間など!

警察犬の訓練士になりたい!

犬好きで犬に関わる仕事がしたい・・
警察犬は人の役に立つ立派な仕事だし、
犯罪捜査などで活躍する警察犬なんか
見てると格好いい・・

 

そんな警察犬を育てる訓練士を
職業にしたい!
そんな思いを抱く人も多いと思います。

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動物に関わる仕事はさまざまですし、
その扱う動物や目指す役割によって
トレーナーにも色々あります。

 

いずれにしろ、動物のトレーナーは
ある意味、特殊な仕事の部類であり、
それらに従事している人は少数です。
(需要があまりなく、目指す人も少ない
とも言えます。)

 

ただ、犬に関してはその優れた嗅覚を
利用してさまざまな役割が求められる
ようになってきています。

 

薬物を見つける麻薬探知犬、食品を
見つけ出す検疫探知犬、災害時に行方
不明者を探す災害救助犬などはもちろん、
ヒアリ探知犬ガン探知犬なども育成
が行われるようになってきています。

サイバー救助犬とは?レスキュー犬×ロボットが最強の理由!

 

そんな活躍する犬たちの中でも警察犬と
いうとハードルが高いイメージがありますよね。

捜索のための臭いを嗅ぎ分けることは
もちろんですが警察犬にはそれ以外の能力
も求められます。

 

さまざまな訓練を受ける犬たちの中
では警察犬は最高峰とも言えるでしょう。

 

警察犬の訓練は、犬にとってもハードル
が高いですが、訓練する人間にとっても
なかなか大変なお仕事です。
やりがいがあるのは間違いないですが。

 

そこでこちらでは警察犬訓練士に
なるために実践しなければならないこと
や、実情などについてまとめてみました
ので参考にしてくださ。

 

<警察犬訓練士とは>

 

警察犬訓練士とは、文字通り、
警察犬を訓練する技能についての
民間資格で日本警察犬協会が定める
ものです。

 

警察犬には、

*直轄警察犬(警察で飼われている)
*委託警察犬(民間、一般家庭で飼われている)

の2種類があり、直轄警察犬の訓練士
になるためには、警察官採用試験に合格し
警察官にならなければなりません。

 

ただし、警察官になったとしても、
警察犬訓練士になるためには、鑑識課に
配属される必要がありますので、希望
したとしても直轄警察犬の訓練士に
なれる可能性は低いです。

 

一方、委託警察犬の訓練士になるには、
警察官になる必要はなく、日本警察犬
協会が定める『公認訓練士』の資格を
取得すればなれます。

 

公認訓練士には、

三等訓練士

二等訓練士

一等訓練士

一等訓練士正

一等訓練士長(最高位)

と5つの階級に分けられていますが、
基本的に三等訓練士からの順次昇格
となりますので、まずは三等訓練士の
資格を取得するところからのスタート
となります。

 

そして、三等訓練士を受験するには、
日本警察犬協会の会員であること、また
訓練経験がある人、訓練試験合格実績、
日本警察犬協会からの推薦
がなければ
なりません。

 

これらの受験資格を得れば、合格率は
ほぼ100%とされています。

 

そのため『公認訓練士』を目指すためには
公認訓練士が経営する民間の警察犬訓練所
に見習いとして入所する必要があります。

 

民間の訓練所は、警察犬の訓練ももちろん
ですが、一般の家庭犬のしつけなどに
関する訓練も行っているところがほとんどです。

 

そこで見習いとして働きながら、勉強
をして、公認訓練士になるための段階を
踏んでいきます。

 

つまり、独学や一般的な動物関連の
専門学校にて犬の訓練を学んだからと
いって公認訓練士の試験を受けることは
できません。

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<公認訓練士になるには見習いから>

 

見習い訓練士として訓練所に入所する
ことから始まります。
そして、基本的に見習い訓練士は訓練所
に住み込みとなります。

 

訓練所への入所資格は、訓練所に
よっても多少異なりますが、特に必要
な資格というものはなく、高卒以上
で健康であれば基本的には入れます。
(運転免許が必須のところは多いです)

 

それまで、動物関係の専門学校などに
通っている必要もありません。
ただ、それらの専門学校でトレーナー
系の学科を卒業後に訓練所に入所する方
もいます。

 

そして見習い訓練士を随時募集して
いる訓練所も多いため、訓練所入所に
ついてはハードルは高くありません。

 

ただし、見習い期間は基本的に5年程度
と比較的長いですので、やる気と忍耐力
が必要なのは言うまでもありません。

 

<見習い訓練士の仕事内容>

 

見習い訓練士は、訓練所に住み込みに
なり、基本的な犬の世話から雑用まで
すべてを行わなければなりません。

*犬舎掃除
*排便をさせる
*食事の準備、給餌
*健康管理
*運動
*訓練
*競技会出席
*その他雑用すべて

など。

複数の見習い訓練士が在籍するのが
一般的ですので、作業を分担しながら
行います。

 

警察犬を目指す犬、その他の訓練の
ために預けられている犬など、訓練所
にもよりますが、数十頭の犬のお世話が
必要になります。

 

また、訓練に出されている犬は
大型犬が多いことなどから、運動量も
たっぷり必要になるため、一頭当たり
のお世話にも時間がかかります。

 

肝心の警察犬の訓練指導についてですが、
ほとんどの訓練所では一般の家庭犬の
しつけなどの訓練も行っていますので、
まずは警察犬ではなく、それらの訓練から
覚えていくのが一般的です。

 

<仕事の時間や休日など>

 

とにかく1日中、やることがいっぱいです。

 

時間も早朝から夜までと長く、普通の会社
であれば間違いなくブラックと言われる
部類に入るでしょう。
(ただし、あくまでも見習いであり、
雇われているカタチではないため
労働基準法などは関係ないようです。)

 

基本的に動物(生き物)に関係する仕事は
勤務時間が長いですが、特に預かっている
状況の施設ではある意味24時間体制とも
言えます。

 

訓練所内での犬のお産などもありますし、
健康を害した犬のケア、また生き物ですから
常に何があるか分かりません。

 

そしてそれらは決まった時間内の仕事だけで
対応できることではありませんし、それらも
含め、勉強していかなければなりません。

動物病院の獣医師,看護師の労働環境とは?労働基準法はスルー?

 

お休みは一応、週一で基本的に日曜となって
いるところもありますが、生き物のお世話に
休日はありませんので、当番制でこなして
いくのが一般的です。

 

また、土日は競技会や審査会などが行われる
ことが多いため、それらへの出席もあり
休めないことがほとんどです。

 

お盆と正月は数日間のお休みが取れますが、
それ以外は、基本的にほとんど休みは
ないと思った方がいいです。
(訓練所によっても多少は変わります)

 

<見習い訓練士の給料は?>

 

見習い訓練士は、住み込みで食事付き(3食)
というのが一般的です。

 

生活するための居住空間や食事は
すべて用意されていますし、それらの
費用はすべて訓練所持ちです。
(入所の際に一時金(保証金)として
お金を支払う場合もありますが、
卒業時に返金されるカタチです。)

 

その分、仕事に対して払われる給料という
ものはありません。
その分、小遣いとして少額が支払われます。

 

小遣いの金額に関しては、訓練所にも
よりますが、3万円~5万円程度が一般的です。
(見習い期間の継続年数によっても変わります。)

 

休みも少なく、実質の勤務時間も長く
その対価にしては安い・・と思って
しまうかもしれません。

 

ただ、基本的に自由な時間もほとんど
取れず、遊びに行ったりということも
ない生活になりますし、最低限の生活
に関する衣食住(制服も準備されるのが
普通です)は保障されているわけですから
勉強のための修行の場と思えばそんな
ものですかね。。

警察犬の犬種や性格など適正は?シェパードが多い理由とは?

 

<まとめ>

 

警察犬訓練士という職業を目指すには
生半可な覚悟では無理です。

 

訓練所に入所してもその多くが途中で
やめていってます。
仕事の大変さ、時間の長さ、また住み込み
という環境・・
さまざまな理由があるとは思いますが
5年間修行を続けられ、公認訓練士の
資格を取得できるのは少数です。

 

訓練所の多くが見習い訓練士を随時募集
しているところから見てもいかに見習い
が続かず、辞めていく人が多いかが分かります。

 

実際、キツイとは思います。
学ばなければならないことがたくさん
あるのは分かりますが、5年間というのは
決して短くないですから。

 

また、実際に訓練よりもその他の
犬のお世話や雑用の方が多いのも事実です。
思ってた仕事と違うと思うかもしれません。

 

肉体的にもそうですし、精神的にも
ツラくなってくることも多いかもしれません。

 

そこをどう乗り切るかはその人それぞれ
ですし、乗り切れない人は辞めていく
だけです。

 

しかも、公認訓練士になれたとして、
一人前の訓練士として働き出したとして
訓練士の給料は安いです。
(13万円~17万円程度)

 

ま~動物関連の仕事はすべて給料は
安いですが。
大卒の獣医師だって修行時代(代診)は
長時間の勤務を強いられる割に薄給です。
(儲けられるのは成功した開業医だけです。)

 

ですから、訓練士も将来的なことを
見据えたら、好きだけで続けていける仕事
ではないと思います。

 

もちろん、強い意思があり、情熱を持って
目指す方も多いですし、夢を叶えた方
たちは活躍されています。

 

また、一般の家庭犬の訓練も学べます
ので、警察犬ではなくともトレーナーと
して一般家庭に出張したりなどの仕事に
付くこともできます。

 

犬の飼育頭数は減っていますが、
犬にかけるお金は年々上がってきています。

 

また、家族として人間たちと深い関わり
を望まれてペットとして迎える家庭が
多いですから、そうなると犬も人間社会で
暮らすマナーを求められますのでそれらを
教える訓練士の需要は増えていくことと
思います。

 

警察犬訓練士に関わらず、動物に携わる
仕事は大変です。
動物はモノではなく生き物ですから
命を扱うという責任も伴います。

 

でも、動物たちからは不思議なパワーを
もらえます。
そして真っ直ぐに生きているその素直さ
に元気をもらえます。
また、可愛さにも癒されます。

 

大変で辛いと思ったとき、そんな犬
たちのパワーが救ってくれることも
多いと思います。

 

警察犬訓練士は立派な仕事ですが、
一人前になるための道のりは決して楽
ではありません。
でも諦めなければ必ずなれます。
決して負けない、諦めないという覚悟を
持って歩んでくださいね。

 

一緒に成長しながら、そして応援して
くれるのは一緒に学ぶ犬たちだと思います。

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