ワクチン・狂犬病など

犬に噛まれた!狂犬病は大丈夫?検査方法(人や犬)などまとめ!

犬に噛まれると狂犬病になる!?

ペットから人にうつる人畜共通の
感染症はさまざまありますが、その中
でも非常に危険で発症すると致死率100%
という怖い病気が狂犬病です。

 

狂犬病は犬以外の動物も感染しますので
犬以外から人に感染する可能性もありますが、
やはり病名にもなっている通り、犬の病気
(犬が感染源)として知られています。

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そして、狂犬病ウイルスは感染犬の唾液
に含まれるため、噛まれることでその傷口
からウイルスが侵入してうつります。

 

ですから、犬に噛まれると心配になる方
も多いですよね。

 

また、犬は恐怖を感じて身を守ろうと
したときや、興奮して攻撃性が出たときなど
は噛み付くのが普通です。
猫であれば最初に爪での攻撃となりますが
犬の場合の攻撃は噛み付くことしかありませんから。

 

そのため、犬の咬傷事故は多いですよね。

今や愛玩犬、家族の一員、パートナーと
して人間社会で暮らす犬ですが・・
野生のオオカミを祖先に持つ動物であり、
その進化、改良の過程は犬種によっても
多種多様ですから、野生の本能を色濃く残す
犬種も多いです。

 

また、しつけや成長過程、飼育環境に
よっては、飼い主でも制止できない・・
人馴れしていない・・など他犬や他動物に
対して攻撃性の高い犬も多いです。

 

そしてそのような犬が人を噛んでしまった
場合、被害に遭われた方は一番に狂犬病が
心配になりますよね。

 

犬について詳しく、日本での狂犬病の現状
について知っておられる方であればそこは
あまり心配されないようですが。

 

そこでこちらでは、犬に噛まれた場合、
狂犬病の心配や検査の必要性、その後に
ついてなどまとめてみましたので参考に
してください。

 

<犬に噛まれた場合>

 

まず、犬に噛まれた場合、それが
日本であるならば、噛まれた人に対して
狂犬病の検査や治療が行われることは
まずないです。

 

それは日本は狂犬病に関しては
『清浄地域(狂犬病の発生がない)』
あり、海外からの狂犬病の侵入を検疫
でしっかりと防いでいるからです。

 

狂犬病の発生がある国や地域では
感染疑いの犬に噛まれた場合は、すぐに
狂犬病の不活化ワクチンを複数回接種(通常
5回)また、ヒト狂犬病免疫グロブリンなどを
接種して発症を防ぐ治療が行われます。

*ただし、検査は行われません。
感染していたとしても発症前の潜伏期間
にウイルスを検出することは困難なため。

 

そして、日本では噛んだ犬が特定できている
場合にはその犬の狂犬病鑑定が行われます。

 

『一年以内に狂犬病予防接種を受けている犬の場合』

地域によっても多少の違いはありますが、
基本的には狂犬病感染の疑いはない(陰性)
と考えられますので、狂犬病の有無に
関しては無罪放免となります。
(ただし、1週間程度の観察後、鑑定となる
こともありますが特に何の検査をするわけ
でもなく、要は狂犬病感染の疑いがある
症状が出ないか?を観察する期間です。)

 

『狂犬病予防接種を受けていない犬の場合』

狂犬病鑑定が行われます。

ただし、これも特に検査をするわけでは
なく、狂犬病の発症が見られないことを
確認するための様子見の期間です。

一般的には2週間程度です。
人を噛んだ日から2週間以内に発症が
なければ狂犬病には感染していないと
見なされ、噛まれた人も安心とされます。

 

狂犬病鑑定は動物病院で行われますので
この2週間の間に数回、受診して診察を
受ける必要があります。
(地域や病院によっても通院回数や鑑定期間
は少し変わる場合があります)

 

その他、狂犬病接種は義務であり、これを
怠っていたとして罰金の可能性はあります。

 

また、被害に遭われた方の保障や治療費など
の問題もあります。
狂犬病の予防接種しないとどうなる?罰則の現状や注意点など!

このように、日本の場合、現状では
国内で狂犬病はないので、犬に噛まれた
からと言って人が狂犬病に感染・・という
可能性は限りなくゼロに等しいため、狂犬病
の対応としては以上にようになり、行政も
危機感は薄く、大事になることはないです。

 

では、実際に狂犬病の検査が必要なとき、
また検査はどのように行われるのでしょうか・・

 

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<狂犬病の検査方法>

 

『人の場合』

前述したように国内で犬に噛まれた場合
には、必要になることはまずありませんが、

*海外の狂犬病常在地域で犬に噛まれた後に
帰国している場合

*海外渡航歴がある場合

などで狂犬病感染が疑われるときには、
検査が行われます。

 

ただし、一般的な血液の抗体検査
などでは、発症前の段階では抗体が
上がっておらず判定できません。

 

また、感染疑いがある時点で不活化ワクチン
接種(狂犬病暴露後予防接種)が迅速に行わ
れているのが普通なので、抗体検査では
判定はできません。

 

そのため、一般的には

*皮膚組織を少し切り取ってウイルス抗原の検出

*唾液や髄液からウイルス遺伝子の検出

が行われますがいずれも発症前の診断は
困難とされ、基本的には発症後の検体
採取によって診断されます。

 

また、狂犬病は潜伏期間が長く、発症して
からは急激な悪化、治療法もないことから
まずは検査よりも発症を抑える治療が先決
となります。

 

『犬の場合』

犬の場合はも発症前の段階では
診断は困難です。

そのため、疑わしい場合には要観察
(10日~2週間)となり、その間に発症した
場合は殺処分となります。
(また、処分前に亡くなってしまうことも)

 

そして死後、速やかに解剖が行われ、
脳組織からウイルス抗原、遺伝子検査が
行われます。

 

犬の場合、感染が認められると大流行
の危険性があるため(人から人への感染は
ほぼない)、発症を防ぐための治療などが
行われることはありません。
(狂犬病に感染した犬は殺処分と法律で
定められています)

 

ただ、日本では狂犬病の発生はないため、
このような処置が行われることは現状では
まずありません。

犬が狂犬病に感染した場合の症状や潜伏期間、致死率など!

 

<まとめ>

 

現状では日本で犬に噛まれたからといって
狂犬病の心配はほぼ100%ないと言えます。

 

ただし、飼い犬に狂犬病予防接種を行う
のは法律で義務付けられていますし、
もし、人を噛んでしまった場合、大変な
ことも多いですし、何より噛まれた方に不安
を与えます。

 

そして、狂犬病の心配はないにしても
犬や猫の咬傷は予想以上に深く、また
口の中の細菌の状態によってはひどく
化膿したり、治癒までが長引くことも
多いです。

 

また、特に子供などが被害に遭った場合には
トラウマとして一生犬が苦手になったり、
精神的にも苦痛を与えることになります。

 

ですから、狂犬病接種を受けておくのは
当然のこととして、しっかりとしつけを
行うこと、また万が一が起きないように
散歩中や飼育環境などには注意することを
徹底するようにしましょう。

 

そして、もし被害に遭われた方は
すぐに傷口を水で流し、石鹸で洗って
医療機関を受診しましょう。
場合によっては警察への被害届が必要に
なることもあります。
(特に飼い主が悪質な場合など)

 

その後、噛んだ犬の飼い主さんと話合いましょう。

どうしていいか分からないときには、
診察を受けた医療機関や動物病院でも
相談に乗ってもらえます。

 

犬を飼うにはしっかりとルールを守って
他に迷惑をかけないように、そして愛犬も
守れるように飼い主さんが心がけないと
いけませんね!

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