泌尿器の病気

犬の膀胱炎に漢方薬の作用や効果は?慢性や繰り返す場合など!

愛犬の繰り返す膀胱炎・・
なかなか治らない膀胱炎など・・

 

体質的な原因が関与していると
思われる膀胱炎が頻繁に起きる
場合などでは、毎回、抗生物質を
飲ませるのも心配ですし、薬剤に頼らず
治したい・・また膀胱炎にならない
ような体質に・・などと思いますよね。

 

そんな時に候補に挙がるのが
漢方薬です。

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漢方薬も薬剤には違いないですが
一般的に使用される西洋医学の薬剤
とは異なり、体本来の治癒力を上げる
ことで病気を克服するというものなの
で穏やかな効き目で副作用の心配も
少ないことから、近年は動物医療でも
多く使われるようになってきました。

 

難治性の病気などでは、漢方薬を推奨
する獣医師も多く、一種の免疫療法的
治療の一つとなってきています。

 

こちらでは犬の膀胱炎対策に漢方薬の
作用や期待できる効果などについて
まとめてみましたので参考にしてください。

犬の膀胱炎の対策にクランベリーサプリの効果やおすすめなど!

 

<泌尿器トラブルに対する漢方の考え>

 

漢方的な考え方では、膀胱に尿を溜める、
出すという働きは『気』の流れによる
ものと考え、外から悪いもの『邪』が
入り込むことや、冷えによっても『気』
の流れが悪くなるため、尿が出にくく
なるとされています。

 

また『気』の流れが悪くなると余分な
熱が生まれ、この熱が炎症などを引き
起こし、排尿時の痛みが発生するとされます。

 

ですから漢方薬では、『気』の流れを
整えることで

尿量を増やし排泄を促すことで悪い
もの(菌)を洗い流す(体外に排泄)

ことが目的の治療となります。

 

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<膀胱炎に効果的な漢方薬>

 

膀胱炎の症状が出ているときに
処方されることが多い漢方薬は
症状に応じて以下の2種類が一般的です。

*猪苓湯(ちょれいとう)

*竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

 

『猪苓湯(ちょれいとう)』

頻尿や残尿感、排尿痛や血尿などがある
ときに排尿を促し、菌を体外に排出させる
と共に、膀胱粘膜を保護する効果があります。

排尿トラブルにはメインの漢方として
ポピュラーに使われる漢方薬です。

 

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

効果的には、猪苓湯(ちょれいとう)と
同様ですが、炎症を抑える作用が強い
ため、特に症状が悪い、痛みが強い
ときなどに処方される漢方薬です。

 

そして、膀胱炎になりやすい、
繰り返す・・などの場合に予防として
処方されることが多いのが

*補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

*当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

です。

 

『補中益気湯(ほちゅうえっきとう)』

胃腸炎などの病気をしやすい体質、
体力の弱い子などに胃腸の働きを
高めて抵抗力をつける効果があります。

 

『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』

同じく体力的に弱い、疲れやすい子
などに血行を良くし、水分代謝を
整え余分な水分を排泄、体の冷えを
防ぐ効果があります。

 

<まとめ>

 

犬などペット用の漢方薬はなく、
基本的に人間用のものが使われます。

 

症状に見合ったものを体重に応じて
処方する場合が多いです。

 

今では動物病院でも積極的に漢方治療
を行う病院もありますが、あまり扱って
ない病院もあります。

 

漢方薬局などではペット用の漢方の
処方も受け付けてくれるところも増えて
きていますので相談してみるといいですよ。

 

ただ、漢方薬は通常の抗菌薬(抗生物質)
のように細菌を殺す作用はありません。

 

あくまでも細菌の増殖を抑える免疫力
を付けつつ、排泄を促すことで早く
体外に細菌を出すことで治癒力を高める
というものです。

 

ですから、症状にもよりますが、
細菌性の膀胱炎の場合、まずは抗菌薬
で細菌をやっつけることが大事で、
漢方薬はその補助的な役割と考えましょう。

犬の膀胱炎は発情期(ヒート中)になりやすい?原因や対処法など!

膀胱炎の初期であれば漢方薬だけでも
効果があることがありますが4~5日
飲んでも症状の改善が見られない場合
には、抗菌薬の服用が必要になってきます。

 

人の場合であれば膀胱炎になりそうな
異変に気付いて早めの対処で水を
多めに飲むとか、漢方薬を飲むとか
できるので、悪化しないうちに治すこと
ができる場合も多いですが、犬など動物
の場合には前兆に気付いてあげるのは
ほぼ不可能です。

 

また、無理にお水を多く飲ませることも
難しいです。

 

そのため、どうしても気付いたとき
には、悪化していることが多いため、
漢方薬だけでは治療は難しいと言えます。

 

ですから、犬の膀胱炎に漢方薬と
考える場合、頻繁に繰り返す子や
定期的に膀胱炎になってしまう子など
の予防のために・・という感じでの
投与を検討するのが良いかと思います。

 

特に膀胱炎になりやすい子は
ストレスを受けやすかったり、
体が弱い子などが多いですから、
他の病気の予防のためにも抵抗力を
付けることが大事ですしね。

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