消化器の病気

犬の腸閉塞の初期症状や前兆!誤飲後からの時間や経緯など!

犬は誤飲や誤食が非常に多く、
それによって命に関わる重病を
発症してしまうことがあります。

 

食べてしまったものによっても
その後の経過や症状は異なりますが、
基本的に食事以外の異物、消化しない
ものであれば、嘔吐によって吐き出す
か便として排泄されない場合には、
途中の消化管に詰まって『食道閉塞』
『腸閉塞』などを引き起こす可能性が
高いです。

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オモチャなど異物を食べてしまった・・
大丈夫かしら・・?

なんてことも多いですよね。

 

こちらでは、犬に多い『腸閉塞』
について、初期症状(前兆)や、もし
腸閉塞になってしまう場合は誤飲後
どのくらいの時間が経過して起きる
のか?などについてまとめてみました
ので参考にしてください。

 

<犬の腸閉塞の初期症状>

 

もし、食べてしまった異物によって
腸閉塞が起きると

*嘔吐
*食欲不振
*元気消失(腹痛)
*下痢

などが見られます。

 

分かりやすい症状としてはまずは
吐き気(嘔吐)が一番多いです。

 

腸閉塞の状態によっても(完全閉塞か?
流れが悪い状態なのか?)症状の出方
は変わりますが、完全閉塞の場合には、
一般的には初期ほど頻繁な嘔吐が見られ、
時間の経過と共に嘔吐の回数が減っていき
グッタリなどの全身状態の悪化が見られる
場合が多いです。

 

完全閉塞ではなく、少しづつでも
流れている場合には、1日数回程度の
嘔吐が続きます。
ただ、腸の状態は悪化していくため、
徐々に嘔吐の回数が増え、食欲不振と
なっていきます。

 

大きめの固形物などは完全閉塞になる
可能性が高く、ヒモやゴムなど長さの
あるものでは、腸重積や腸捻転などに
よる閉塞を起こすため、少しづつ流れが
悪くなっていく状態が見られます。

 

ですから、その腸の状態にもよりますが、
まずは『嘔吐』から始まり、段々と悪化
していき、他の症状が出てくるのが普通です。

 

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<誤飲~腸閉塞が起きるまで>

 

*食道に詰まった場合

誤飲したものによりますが、
骨型の犬用ガムなど、最悪の場合は
食道に貼り付いて閉塞を起こすことも
あります。

 

この場合には、状況にもよりますが
食べて数分~数十分程度の早期に
なんらかの異変が見られることが多いです。

*苦しそう
*動かない(元気がない)

*呼吸がおかしい
*下を向いて吐き出す仕草
*前足で喉元などを引っ掻く仕草

など。

またその後、食欲がないのが普通ですが
もし、食べたり飲んだりしてもすぐに
吐き出すなどが見られます。

 

*胃に詰まった場合

食道は通過して胃の中に入っても
大きさやモノによっては胃から
出ていかず留まる場合があります。
(水分を含んで大きくなる布類やスポンジ
などは胃から出て行きにくい)

 

ドッグフードの成分にもよりますが、
通常、犬の場合、胃での消化時間は
2時間程度でその後、小腸に流れて
いきます。

 

異物が胃の中に留まっていても
他の食物がちゃんと消化され、小腸
に流れていってくれれば症状は出ない
こともあります。

 

ただし、ずっと胃の中に異物がある
状態では、食後などに嘔吐が見られたり
なんとなく食欲が落ちたり・・などが
見られることもあります。
(異物によっては何ら影響がない場合
もあります。)

 

また、異物によって他食物の流れが
悪くなって小腸に進んでいかない
場合には食後まもなく~2、3時間程度
で嘔吐
が起きることが多いです。

 

異物が胃の中にある場合、内視鏡
取り出しが可能な場合もあります。

犬の誤飲による内視鏡手術の方法や手順、費用などについて!

 

*腸に詰まった場合

胃の中で消化され、ドロドロ状になった
食物が小腸~大腸という流れで肛門から
便として排泄されるまでには、食べ物に
よっても変わりますが、おおよそ
12時間~30時間かかります。

 

異物によって、腸閉塞を起こすとすると
早くても誤飲後2~3時間経過してから
となりますが閉塞を起こしてすぐには
分かりやすい症状が出ることはありません。

 

また、胃から出てすぐに詰まる場合
よりある程度流れていって途中で
詰まることが多いため、5~6時間
以上、経過してからということも
あります。

 

そして、この場合でもその後の食事は
普通に食べることも多いです。
しかし、食べたものが腸で留まって
排泄できなくなるため、それから嘔吐
などの症状が始まります。

 

そのため、嘔吐などの腸閉塞の症状が
出るのは、異物誤飲後、1~2日程度経過
してからのことが多いです。
(閉塞の程度によっても変わります。)

 

また、腸重積腸捻転の場合には、
少しづつ悪化していくことが多いため、
決定的な症状が出るのにはさらに日数
が経ってからの場合もあります。

犬の腸閉塞!検査~手術の流れ~入院期間や術後の経過など!

ですから、誤飲後、なんとなく
おかしいな・・元気がないな・・
などの症状が見られたら詰まり始めて
いる可能性もあります。

 

個体差はありますが、詰まり始めの
初期では通常通りご飯を食べる子が
多いです。

 

腸閉塞は、急激な症状ではなく、
少しづつ症状が現れ、悪化していくのが
普通です。

 

ですから、逆に言うと異物の誤飲から
4~5日経っても何の異変(症状)も
現れず、元気食欲もあり通常便の排泄
ができていれば心配はないと考えられます。

 

しかし、腸閉塞を起こした場合、
処置が遅れるとお腹の中で腸が裂けたりして
腹膜炎を起こして手遅れになってしまうこと
もあります。

 

何らかの異物を食べているのを
見つけた場合、何かを食べた可能性
がある場合などは、まず受診してください。

 

食べたものや大きさなどによって、
検査が必要になったり、様子見になる
場合もありますので診察を受けて指示を
仰いでくださいね。

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