症状から見る犬の病気

高齢犬の脱毛!考えられる原因や病気の可能性について!

人も犬も歳を取るといろいろと
老いを感じることが多くなりますよね。

 

特に犬はその一生も人より短く、
あっという間に歳を取っていく印象
もあります。

 

活発さがなくなったり、寝ている
時間が多くなったり、動きがぎこち
なかったり・・などの行動の他、
見た目にも色々と変化が現れてきます・

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目が白く濁って白内障になったり、
毛に白いものが増えて白髪になったり、
毛に艶がなくなり薄くなってきたり・・

などなど歳と共に現れる変化は
個体差はあれど、ほとんどのワンちゃん
に見られるものです。

 

もう歳だからしょうがないわね・・
とちょっと悲しいようなあきらめの
ような気持ちになってしまうことも
多いですよね。

 

ただ、それらがすべて加齢によって
起きてくる自然な現象なのか?というと
そうではなく、何らかの病気に起因して
いる場合も多いのが現状です。

 

そんな中で、高齢犬に見られる
脱毛の症状は非常に多く、歳だから
と思われて放置されていることも多いです。

 

そこでこちらでは、高齢の犬に
見られる、脱毛など毛や皮膚の異変
などで考えられる原因や病気について
まとめてみましたので参考にしてください。

 

<高齢犬の脱毛や皮膚の状態>

 

犬も歳を取ると毛の成長に大事な
『毛乳頭』の働きが衰弱や血行不良
より悪くなります。

 

そのため、毛の成長期間が短くなり、
抜け毛が増えたり、全体的に毛が
薄くなってしまいます。

 

また、皮膚の状態も影響します。
新陳代謝の衰え、食の減少などによる
栄養物質の減少などから皮膚の薄弱や
乾燥が起こり、脱毛や薄毛の原因にも
なります。

 

もちろん、これらの予防のためには
皮膚の栄養や血行促進を意識する
こと(皮膚のマッサージや保湿、サプリ
の摂取など)である程度は防ぐことができます。

犬の皮膚の保湿剤やクリームおすすめ!乾燥やフケ,痒みなど!

ただ、何も対策をしないとそのまま
老化現象として全身の毛が少なく
薄くなってしまうのはしょうがない
のです。

 

ただし、明らかに皮膚が露出するような
脱毛の場合は、加齢によるものではなく
何らかの病気の可能性が高いです。

 

鼻の上や耳、尻尾の先などの部分的
な脱毛、またボディの広範囲の脱毛
などは明らかに病的なものです。

 

また、脱毛とともに皮膚の色が
黒っぽくなっていたり、フケや
かさぶた状のものが出る場合も異常です。

 

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<高齢犬の脱毛の原因や病気の可能性>

 

犬の脱毛の原因はさまざまあります。
犬自体、皮膚疾患がとても多いです。

 

年齢に関係なく、若いワンちゃんでも
良く見られるのは、膿皮症アトピー
などが多く、なかなか治りづらい皮膚
疾患として知られます。

 

そして、高齢に伴い多く見られる
ようになるのが内分泌疾患による
脱毛などの皮膚症状です。

 

高齢犬に多い内分泌疾患は、

*クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

*甲状腺機能低下症

です。

 

『クッシング症候群』

クッシング症候群は、副腎皮質ホルモン
が過剰に分泌される病気ですが、全身
にさまざまな症状が現れます。

 

特に分かりやすいのが皮膚異常と脱毛
ですが、その他、主な症状として

*腹部膨満

*多飲多尿

*食欲増進

なども見られます。


出展:http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp/


出展:http://www.matsubara-ahp.com/

 


出展:http://www.geocities.jp/

ボディ全体に広範囲、または左右対称
の脱毛などが見られます。

 

皮膚の状態や脱毛の程度は個体差も
ありますが、病状が進行していくと
どんどん脱毛は拡がり、皮膚は石灰化
していきます。

 

異常な脱毛+お腹が膨れてきている
ような外観があればとても疑わしいです。

クッシング症候群について詳しくは↓

犬のクッシング症候群!皮膚異常や脱毛の原因と他の症状など!

 

『甲状腺機能低下症』

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモン
が不足する病気で、全身にさまざまな
症状が起こります。

 

こちらも分かりやすい症状としては、
脱毛やフケ、黒ずみや乾燥などの
皮膚症状ですが、その他、

*無気力

*運動失調

*体重増加

*下痢や便秘

などが起こります。


出展:http://jojoo.biz/


出展:https://japaneseclass.jp/


出展:http://torocco-vet.com/

甲状腺機能低下症では特徴的な症状
として鼻の上の脱毛、黒ずみや尻尾の
先、耳の先などが同じように脱毛や
黒ずみを起こすことが多く、その後、
全身に広がっていくパターンが多いです。

甲状腺機能低下症について詳しくは↓

犬の甲状腺機能低下症!皮膚の脱毛などの原因や症状と治療法!

 

これらの病気は単なる老化現象や
皮膚疾患ではなく、内分泌の異常から
起きているものです。

 

そのため、治療を行わないと他にも
さまざまな症状が出てきますし、命
に関わることもありますし、放置する
ことで間違いなく寿命は短くなります。

 

いずれもお薬を飲ませることで
治療はできますし、皮膚症状も改善、
毛も生えてきます。
(ただし、治療には数ヶ月単位の時間
がかかります。)

 

これらの異常が見られたら早めに
受診しましょう。

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