症状から見る犬の病気

犬の下痢が治らない!必要な検査や方法、費用などまとめ!

愛犬の下痢がなかなか治らない・・

犬の下痢の原因はさまざまですが
治りにくかったり、再発を繰り返し
たりも多く、厄介な病気の一つと
言えます。

 

通常、犬が下痢をした場合、
まずは便の検査(糞便検査)をするのが
普通で、それによって下痢を起こす
原因が見つかれば治療することが
できます。

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犬の通常の検便では主に、

*腸内寄生虫の有無

*腸内細菌の状態

*食物の消化吸収の状態

などが分かります。

 

また、別の検査になりますが、
便によって細菌やウイルス、原虫
などの検査がまとめて行える
『下痢パネル』があります。

 

寄生虫に感染したり、腸内細菌の
バランスが崩れていたり原因と
なる細菌に感染したり、胃腸での
消化吸収が正常に行われないと下痢
を引き起こします。

 

そのため、まずは初期検査として
検便は重要です。

 

しかし、これらの検査で下痢を引き
起こす原因が何も見つからない場合には、
さらに色々な検査が必要になります。

 

こちらでは、犬の下痢がなかなか
治らない場合に必要になってくる
検査についてまとめてみましたので
参考にしてください。

犬の下痢に抗生物質やステロイドが処方!効果や副作用など!

 

<下痢の原因と検査>

 

糞便検査では感染性の下痢の原因
が分かりますが、異常が見つからない
場合には、他の原因を探るための
検査が必要になります。

*血液検査

*レントゲンor超音波検査

*バリウム造影検査

*内視鏡検査

などが行われます。

 

『血液検査』

下痢は内臓疾患内分泌疾患などが
原因でも起きることがあります。

 

血液検査では、赤血球や白血球、
脱水状態、消化酵素、肝臓機能、
腎像能などの数値を見ることで、
下痢の原因になる可能性の病気
がないかを見ていきます。

 

下痢便の色や状態にもよりますが、
膵臓や肝臓、また腫瘍などの可能性も
疑われます。

 

また、犬に多い甲状腺機能低下症
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
などでも下痢になることがあります。
これらは血液検査でホルモン値を
測定することで分かります。

 

血液検査(一般検査+生化学検査):
5.000~8.000円
(項目数による)

ホルモン検査:
甲状腺5,000~
副腎皮質20,000~

 

『超音波(エコー)検査』

血液検査で何か異常値が出た場合
やより詳しい検査が必要な場合には
超音波でお腹の中を検査します。

 

腫瘍のようなものができていないか
臓器の腫脹はないか
臓器自体の形や大きさ

などを見ていきます。

 

また、消化管(胃~結腸まで)の
動きや状態なども分かります。

 

超音波検査:
4.000~10.000円
(調べる部位やエコーの精度にもよる)

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『レントゲン(x腺)検査』

レントゲンも超音波検査と同じく
内臓の状態や胸腹部全体の状況が
分かります。

腫瘍のようなものがないか
各臓器の大きさ
腸管ガスの貯留

などを見ていきます。

 

レントゲン検査:
4.000~8.000円
(犬の大きさにもよる)

 

『バリウム造影検査』

レントゲンや超音波検査で胃や腸に
何らかの異常が見られる場合には
より詳しく状態を見るための造影検査
が行われることもあります

 

バリウム造影検査では胃や腸管の
形や胃壁、腸壁などの状態、また
胃腸の動きが分かります。

 

胃や腸の腫瘍やポリープなどの病変
の発見に適した検査です。

 

バリウム造影検査:
10.000円~
(撮影する枚数による)

 

『内視鏡検査』

より精密な検査が必要な場合や
他の検査でもはっきりとした異常が
発見できない場合などには、内視鏡
検査が必要になることもあります。

 

また、犬で多い『炎症性腸疾患』
の確定診断のためには内視鏡検査
が必要です。

 

超音波やレントゲン、バリウム
造影などの検査では間接的に内部の
状態を見ることしかできませんが、
内視鏡の場合は直に胃や腸の中を見る
ことができます。

 

腫瘍やポリープ、また炎症部位なども
肉眼でチェックすることができ、
また異常が見られる病変組織の一部を
採取することができるため、病理検査
を行うこともできます。

 

ただし、犬猫の内視鏡検査は
全身麻酔が必要になります。

 

そのため、麻酔がかけられる体の状態
であることが前提、また麻酔のリスク
も伴いますのであまり頻繁に行われる
検査ではありません。

 

内視鏡検査の費用:
20.000~30.000円
(犬の大きさによる)

*組織採取や病理検査などがある
場合は別途。

犬の全身麻酔のリスク!体の負担や副作用,後遺症や死亡率など!

 

<まとめ>

 

まずは糞便検査、その後、血液検査と
いった感じで一つずつ原因の可能性
を潰していく感じで検査は進められます。

 

犬の下痢は、細菌やウイルス、
寄生虫などの感染性の場合は、
原因に沿った治療を行えば治ります。

 

ただ、内分泌系やストレスなど
からの下痢は原因究明もなかなか
難しいことも多く、治療にも
時間がかかります。

 

特に、炎症性腸疾患などは
繰り返すことが多く、完治は
難しいです。

 

また、下痢だけでなく嘔吐が
見られたり、その他なんらかの症状
がある場合もあるため、下痢をして
いるときには、じっくりと観察する
ことも大事です。

犬の胃腸炎に効果的なサプリメント!繰り返す場合の対策にも!

そして特に下痢をしやすい子
などの場合には、日頃から腸内環境
を整えておくよう、食事に注意したり
乳酸菌のサプリメントなどを摂取する
のもオススメです。

 

下痢を起こしにくいよう体質改善も
効果的ですよ!
体の健康は腸の健康から!

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