嘔吐や下痢など

犬のワクチンで下痢や嘔吐などの副作用!原因や対処法など!

犬の体を病気から守るために必要な
のが予防接種(ワクチン)です。

 

犬では、パルボやジステンパー
など数種類が混ざった混合ワクチン
や狂犬病ワクチンが必要とされています。

 

ですから定期的(基本的に年1回)
に接種を行うことが犬を飼う上での
必須条件のようになっていますね。

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ただ、ワクチン接種をすると
下痢や嘔吐、食欲不振、元気消失
などの症状が一時的に起きる場合
があります。

 

これはワクチンによる副反応と
考えられ、一定数の報告があります。
(疾病治療の薬剤の場合は副作用と
言いますが、ワクチン摂取に伴う
免疫付与以外の反応を副反応と言います。)

 

個体差もあり、ほとんどの子が
何も問題ないことの方が多いの
ですが、稀にアナフィラキシーなど
の重篤な副反応の可能性もあります。

 

ただ、どんな薬剤にも必ず副作用
はあり、アナフィラキシーが起きる
可能性もあります。

 

しかし、何らかの病気を治すために
使用せざるを得ない薬剤投与による
副作用と、かかるかどうか分からない
病気の予防のために健康な体に投与した
薬剤による副反応とでは、やはり同じ
ではなく、どうしても考え方は変わりますよね。

 

毎回毎回、体調が悪くなるのは心配・・

打たなくてもいいんじゃないか?
もっとひどい副作用が出たら?

室内飼育だし感染する可能性も
低いし・・

なんて考えてしまいますよね。
ワクチンによって何らかの副反応が
出たことがあるワンちゃんの場合は
特に。。

 

また、体の小さい小型犬なども
ワクチン接種は心配される飼い主
さんが多いです。

 

そこでこちらでは、犬のワクチン
接種による下痢や嘔吐などの副作用
出現の原因や対処法、また副作用
を起こしにくくするための対策など
についてまとめてみましたので
参考にしてください。

<ワクチンの副作用(副反応)>

 

犬のワクチンは、犬がかかる可能性の
あるさまざまな感染症の原因となる
細菌やウイルスの病原性を弱めたり
(生ワクチン)それらの毒素を無毒化
(不活化ワクチン)したりしたものです。

 

これを注射によって体内に投与すると
体の中でリンパ球や白血球が働き、
その異物(細菌やウイルスなど)を攻撃
してやっつけます。

 

そして、リンパ球はその異物を
記憶し、また血液の中には、異物と
戦ったたんぱく質が残ります。
これが『抗体』です。

 

これによって、その後もし本当の毒性
を持つ細菌やウイルスに感染したとき、
その異物をすでに知っている抗体がすぐ
に働き、排除し体の中で病原体が増殖
するのを抑え、発症予防、重症化の予防
ができるのです。
これが『免疫』です。

 

そして、このワクチンによって
起きる副反応には軽度のものから
稀に重度なものまでありますが、
その原因は大きく2つに分けられます。

『ワクチンの成分によるもの』

*弱毒化したウイルスや細菌から
一時的に感染症状が起きる。
(接種後、数日程度)

*ワクチンの成分そのものに
対するアレルギー反応
(数分から30分以内に起こります)

 

『ワクチンの中の添加物』

ワクチンの中には品質維持のため、
殺菌剤や抗生物質の他、牛の血液成分
が使用されています。

これらが原因となってアレルギー
反応を起こすこともあります。
(牛肉アレルギーなどある子は
可能性があります。)

 

ただ、犬のワクチンの副反応の多くは
ワクチンの成分によるものがほとんどです。

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<ワクチンの副作用(副反応)の症状>

 

ワクチンの副反応の症状は
さまざまですが、一時的に感染症状
が起きた場合、ワクチン接種後の
数日間、

*発熱
*食欲不振
*嘔吐
*下痢
*元気消失

などが起きますが、基本的には
自然に治まりますのでそのまま
様子を見るよう指示されることが
ほとんどです。(状態にもよります)

 

心配な副反応としてはワクチン成分
に対するアレルギー(アナフィラキシー)です。

この場合、一般的に注射後、
数分~60分程度で、

*顔面の浮腫や赤み
*痒み(全身)
*嘔吐

急性(重症)のものとしては、数分で

*血圧低下
*心拍機能低下
*意識消失

などが起こります。

 

ほとんどの場合、注射後30分以内に
顔面浮腫や痒みなどの症状が出始めて
いることも多いのですが、犬の場合、
被毛に覆われていることから初期
では分かりにくく、症状がひどく
なってから気付く場合もあります。

 

これらは典型的なアレルギー症状で
重症の場合、最悪死に至ることも
あるため、早急な治療が必要になります。

 

<ワクチンの副反応の治療>

 

ワクチン接種後の感染症による
一時的な症状であれば、状況によります
が基本的には治療は行わないことが多いです。

 

ただし、

・症状が重い
・2~3日経っても続く
・高齢または子犬
・他に何らかの基礎疾患がある

などの場合には、症状に応じた
対処療法ステロイドなどの
治療が必要になることもあります。

 

そして心配なアレルギー反応の場合
には、なるべく早めに、ステロイド
抗ヒスタミンなどのアレルギーに
対する薬剤の投与が必要になります。

 

また、状況に応じて点滴や酸素吸入
などの集中治療が行われることも
あります。

 

<副反応予防のために>

 

ワクチンによって何らかの副反応が
出る場合、その程度や状態にも
よりますが、以下の対策が行われます。

 

『ワクチンの種類を減らす』

混合ワクチンには5種や8種など
数種類の感染症の病原体(弱毒化)
が入っています。

 

メーカーにもよりますし、病院に
よって扱うワクチンも異なりますが、
一般的には種類が多くなるほど、
体への負担も大きくなりますので、
なるべく種類が少ないものを接種
する、または致死率の高い感染症の
ワクチンのみ接種する。

 

混合ワクチンの中には感染の可能性
が非常に少ないものも含まれている
ため、地域や飼育環境によりますが
減らしても問題ないことも多いです。

 

『ワクチンの頻度・回数を減らす』

基本的には年に1回のワクチン接種
が必要とされていますが、1年以上
経っても抗体が残っている場合も
多いです。(2~3年続くこともあり)

 

ですから、抗体価が検査できる
感染症に関しては検査を行い、
抗体価が落ちているようなら
追加接種という感じで、ワクチン
接種の回数を減らすことにより
リスクも減らす。

 

『ワクチン接種と同時にショック止めの注射』

ワクチン接種時にあらかじめ、
抗炎症剤(ステロイド)を注射する
ことにより、アレルギー反応を
抑制することが可能な場合があります。

 

 

これらは、病院によっても異なり
ますし、副反応の程度によっても
変わります。

 

また急性のアレルギー反応で重症に
なったことがある場合には、基本的
にその後のワクチン接種は禁止
なります。

 

ただ、下痢や嘔吐、食欲不振などの
軽度なものであれば、事前に副反応
の相談をして、状態に応じた対策を
しつつ、接種を続けていくように
なります。

 

病院によっては接種後30分程度は
帰宅せず院内もしくは病院の近く
で様子見のため待機するように
指示される場合もあります。

 

また、接種後の容態変化の可能性を
考えると夜間に何かあると病院探しなど
も大変ですので、できれば午前中に
ワクチン接種を行い、午後は自宅で
しっかりと様子を観察、何かあったら
すぐに病院に行けるようにしておくのが安心です。

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