症状から見る犬の病気

犬の皮膚の黒いかさぶたやブツブツの原因と考えられる病気!

犬では皮膚にさまざまな異常が
見られることが多いです。

 

もともと犬の皮膚は人に比べ
薄くて弱いため、炎症などを起こし
やすく、また被毛に覆われている
ため初期では気付きにくいという
のもあります。

 

ですから、犬種や毛の長さにも
よりますが、頻繁にスキンシップを
取っていたりブラッシングや
マッサージなどを行っていないと
気付いたときには悪化しているような
ことも多いです。

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そんな皮膚症状の中で比較的多いのが、
黒いブツブツかさぶた(瘡蓋)
ようなものが出来ている状態です。

 

毛を掻き分けてみると皮膚に黒い
ブツブツが見られたり、自分で
引っかいて床にかさぶたのような
物が落ちていたり、毛が薄くなって
皮膚がガサガサになっていたりと
色々です。

 

そこでこちらでは犬の皮膚に
見られる異変で黒っぽいブツブツ
やかさぶた状のものができる原因
や考えられる病気についてまとめて
みましたので参考にしてください。

 

<黒いブツブツの場合>

 

黒いブツブツはその大きさにも
よりますが、粉(顆粒)のような
サラサラしたものがたくさん毛の
根元にあるような場合は、ノミの
のことが多いです。

 

ノミ糞の場合、全身に見られますが
特に腰から尻尾の付け根あたりに
多く見られます。
(ノミの寄生の場合、全身を痒がります)

 

また、数ミリ程度の丸い黒っぽい
ものが1個または複数個付いている
場合にはマダニの可能性があります。

 

マダニの場合、耳のフチや口、鼻、目
の周辺など顔周りに付くことが多いです。
(マダニは少数の寄生ではあまり
痒がらないことが多いです。)

犬の寄生虫(皮膚)の種類や画像と検査や治療にかかる費用など!

また、かさぶたや角質、アカなどが
細かくポロポロになっている場合
もブツブツに見えることがあります。

 

いずれにしろ、皮膚に何らか
の異常があるということです。

 

<黒いかさぶたの場合>

 

かさぶたは、何らかの皮膚刺激や
外傷により出血した際に、止血の
ために出てくる血液凝固因子フィブリ
ノーゲン(血中たんぱく質)です。

 

このフィブリノーゲンが体外で
乾燥したものがいわゆる『かさぶた』
と呼ばれるものです。

 

また、かさぶたは止血とともに、
ばい菌の進入も防ぐ役割をしています。

 

ですから、かさぶたができるという
ことは皮膚に何らかの炎症や外傷が
起き、出血が起きた後ということです。

 

つまり、なんらかの皮膚疾患に
よる二次的なもの、また痒みなどから
ワンちゃんが自分で噛んだり引っかいた
りして傷を作ってしまったなどの場合です。

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広範囲にかさぶたが出来ている
ような場合には皮膚病が考えられます
が、一ヶ所で治らないかさぶたの場合
には腫瘍などの可能性もあります。

 

皮膚病の場合はかさぶたができては
剥がれ、またできて・・といった
繰り返しになることが多く、根本的
な皮膚病の治療を行わない限り治りません。

 

一過性の傷などの場合には、1週間
程度でかさぶたは剥がれ落ち、皮膚
が再生してくるのが普通です。

 

犬の皮膚病もさまざまで、症状も
個体差がありますが、ほとんどの場合、
痒みを伴うため、噛んだり舐めたり
して出血など症状を悪化させてしまう
ことが多く、かさぶた状のものが
ボロボロと落ちてくるようになります。

 

内分泌系疾患による皮膚症状では、

・甲状腺機能低下症
・クッシング症候群

などが挙げられます。

犬のクッシング症候群!皮膚異常や脱毛の原因と他の症状など!

 

また、皮膚の内部に寄生する虫に
よる皮膚病では、

・疥癬
・アカラス(毛包虫症)

などが挙げられます。

犬のアカラスの検査や治療法とは?再発や完治の可能性は?

 

その他、犬の皮膚病として非常に
多いのが

・膿皮症や脂漏症
・アトピー性皮膚炎

などです。

犬の膿皮症は人や他の犬にもうつる可能性はある?原因は?

 

一ヶ所でかさぶたが治らない、
どんどん大きくなってくる、皮膚が
盛り上ってくるような場合には悪性
の皮膚がんの可能性もあります。

 

鼻周りや顔面などの治らないかさぶた
の場合には扁平上皮癌が疑われます。

犬の扁平上皮癌の治療!鼻や口腔内の手術の選択や予後など!

 

また、発生部位や病態はさまざまですが
同じ箇所でかさぶたが出来て取れても
なかなか治らない傷や潰瘍のような
場合には肥満細胞腫などの可能性も
考えられます。

犬の肥満細胞腫!グレード(悪性度)による予後や余命など!

 

いずれにしろ、早めに受診しましょう。

 

犬の皮膚疾患は長期化すればする
ほど治療に時間がかかり、完治も
難しくなります。

 

特に犬の場合には、始めは大した
ことない症状でも引っかいたり
噛んだりして自らさらに症状を悪化
させてしまうことが多いです。

 

また腫瘍などの場合には命にも
関わってきますのでまずはかさぶたの
原因を突き止めることが大事です。

 

犬はお腹周り以外は、基本的に
毛が生えていますので、人のように
単純な切り傷や擦り傷などは起こし
にくいです。(肉球は別)

 

ですから、皮膚に見られる異変は
多くの場合、何らかの皮膚病に起因
する症状で治療が必要なものだと
心得ておくといいと思います。

 

また、常日頃から皮膚状態を
チェックしてあげる習慣を付けて
おくといいですね。

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