犬の腫瘍の病理検査(生検や細胞診)!方法や費用について!

今や人だけでなく犬でも多い
病気として一番に挙げられるのが
『がん(腫瘍)』です。

 

『腫瘍』とは一般に体の表面や体の
中に発生し、しこりやイボのように
触れたり、また色が違っている部分
があるなどのものを総称して呼びます。

 

そしてこの腫瘍には、

*良性の腫瘍
(その場所に留まり、大きくなるだけのもの)

*悪性の腫瘍
(治療が必要な『癌』と呼ばれるもの)

があります。

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良性か悪性かによって、その後
の治療はもちろん、最悪、寿命
にまで関わってくることになるわけです。

 

そして、良性か悪性かは、
腫瘍の発生部位、大きさ、形状
などからある程度の予測ができる
場合もありますが、見た目で
診断はできず、検査が必要になります。

 

こちらでは犬の腫瘍の検査法
や費用などについてまとめて
みましたので参考にしてください。

 

<細胞診と生検>

 

病理検査は、細胞診生検(組織診)
と言われるものがあります。

 

『細胞診』は比較的簡単に行える
もので、人の場合、女性の子宮癌
検診などで行われる方法、また
痰や尿など採取して調べる方法です。
(ただし細胞診だけでは決定的な
診断とはならない場合も多いです。)

 

一方、『生検』は、腫瘍などの
疑わしい病変の一部を切除し、
詳しく調べる方法です。

 

人では、内視鏡などで切り取って
検査が行われることが多いです。

 

犬の場合も細胞診断、生検ともに
検査内容や考え方としては同じ
ですが、方法に違いがあります。

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<細胞診の方法>

 

犬の場合、細胞診は腫瘍の場所にも
よりますが皮膚や口腔粘膜など
体表にできている腫瘍の場合のみ
行われることがあります。

 

腹腔内など体内の腫瘍の場合には
行うことはまずありません。

 

そして腫瘍の状態、部位にも
よりますが、病変に針を刺して
細胞を吸い取り、それを染色して
顕微鏡で見ます。

 

また、腫瘍の表面をメス刃で少し
削って細胞を取ることもあります。

 

これによって悪性度の高い腫瘍
なのか判別できる場合もあります。

 

通常、細胞診は無麻酔、もしくは
局所麻酔で行われ、全身麻酔が
必要になることがありません。

 

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<生検の方法>

 

生検は基本的に犬の場合には、
全身麻酔が必要になり、検査の
ためだけに麻酔をかけるという
ことはほとんど行われません。

 

ですから、犬の生検というのは、
手術によって腫瘍ごと切除した
ものを病理診断に出すという
感じになります。

 

人の場合には、生検でも全身麻酔は
必要なく、体への負担もさほどない
ため、少し組織を切り取って検査
ということになります。

 

しかし犬では生検のために全身麻酔
をかけ、もし悪性だったらまた
全身麻酔で手術・・となるため、
一度の麻酔で全部やってしまった
方が負担も減らせ、またもし悪性
だった場合でも早期に切除して
おいた方が・・という見解があるようです。

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また、良性腫瘍だったとしても
大きくなれば生活に支障をきたす
ことも多いため、小さいうちに
切除というのが基本です。
(腫瘍の種類にもよります)

 

犬の腫瘍は約50%が悪性
されていますので、確率的にも
悪性度は決して低くないという
理由もあります。

 

また、犬の場合、早期発見という
のも難しく、受診した時点で
ある程度の大きさになっている
こともあります。

 

そのため、まずは早めに切除と
なることも多いのです。

 

ですから、状況にもよりますが、
細胞診も行われない場合もあります。
(確定診断とはならないため)

 

また、表面に見える腫瘍であれば
その発生部位、腫瘍の大きさ、
状態などから、ある程度の予測は
できることも多く、それによって
検査をどうするか?判断する場合
もあります。
(病院によっても変わります。)

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<病理検査の費用>

 

病院にもよりますが、
細胞診の検査費用は一般的に

4,000~8,000円程度。

ただし、細胞診の場合、外注に
出さず、簡易的に病院内で獣医師
が診る場合もあり、この場合だと
2,000円前後

 

生検(組織診)は、外注検査と
なり、費用は一般的に、

10,000~20,000円程度。

となります。

ただ、前述しましたが生検の場合
全身麻酔+手術が行われますので
その費用がかかります。

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