アトピー・アレルギーなど

犬のアトピー治療の新薬アポキル錠の作用や効果、副作用など!

完治の難しい犬のアトピー性皮膚炎。

アトピーで苦しむワンちゃんは
とても多いです。

 

また、アトピーから他の皮膚病へ
二次感染を起こしてしまうことも
多いため、皮膚症状も悪化、痒み
だけでなく、さまざまな弊害も起こ
してしまい、さらに皮膚はボロボロ、
治療が困難になるというケースも
目立ちます。

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そんな犬のアトピーでは、
さまざまな薬剤や治療の試みが
なされています。

 

動物医療も目覚しく進歩してきて
いますから、犬猫などの愛玩動物
の頻発する疾病に合わせたさまざま
な新薬の開発も進んできています。

 

それに伴い、アトピーの治療法も
進歩してきていますので薬剤
などの選択肢も増え、なるべく
ステロイド減量で症状の軽減が
できるように考えられています。

 

犬のアトピーでは、
イヌインターフェロンをはじめ、
シクロスポリンなどの免疫系に
作用する薬剤が多く使われるよう
になってきています。

犬のアトピー性皮膚炎にインターフェロンの効果や費用など!

 

そして、2016年3月に発売された
のが犬のアトピーのための新薬
『アポキル錠』です。


出展:https://www.zoetis.jp/

こちらではこの『アポキル錠』
の作用や効果、副作用などに
ついてまとめていますので参考に
してください。

 

<アポキル錠の作用とは>

 

アポキル錠は、犬のアトピー性皮膚炎
に伴う症状やアレルギー性皮膚炎の
掻痒の緩和を目的とし、動物薬として
認可された初めてのヤヌスキナーゼ
(JAK)阻害剤です。
(成分:オクラシチニブマレイン酸塩)

 

JAK(ヤヌスキナーゼ)は、
免疫細胞や血球系細胞において
重要な役割を持つ非受容体型チロシン
キナーゼ(膜受容体から細胞内への
情報伝達を担う)の1つです。

 

細胞内のヤヌスキナーゼ酵素を
阻害し、刺激が核に伝わるのを遮断
することで、アトピーやアレルギー
性皮膚炎における掻痒を緩和し、
皮膚症状の悪化を抑制する作用が
あります。

 

ヤヌスキナーゼ阻害薬は、
人ではリウマチの治療薬として
関節の症状軽減、関節破壊抑制
の作用で使われています。

 

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<アポキル錠の効果は?>

 

アポキル錠では、以下の有効性
が認められています。

 

*犬のアレルギー性皮膚炎による
痒みに投与後4時間以内に効果
を発現。(ステロイドに匹敵する
即効性と有効性)

*犬のアトピー性皮膚炎では、
投与14日以内に86%の症例で
痒みが半減。

*800頭以上の犬での臨床試験で
有効性が示される。

*食物アレルギー、ノミアレルギー
などの皮膚炎にも有効。

 

アトピーの痒みにおける即効性と
言う点では、これまでステロイド
以外の薬剤で効果的なものはなく、
他の薬剤は効果の発現までに長期間
を要していたので、画期的と言えます。

 

また、痒みだけでなく皮膚の赤み
や発疹、脱毛などの症状も投与後
数日で変化が現れはじめ、3ヶ月
程度で元通りに毛が生えそろったと
いう報告もあります。

 

早い段階で痒みが抑えられるので
犬が自分で舐めたり噛んだり
しなくなるため、皮膚症状の
改善も早くなります。

犬のアトピー治療の薬!抗ヒスタミン剤の種類や効果など!

 

<アポキル錠の副作用について>

 

アポキル錠は即効性があり、
ステロイドにも劣らない効果が
あるとされているにも関わらず
ステロイドよりも副作用の心配
が少なく安全性が高いとされています。

 

副作用の可能性としては、
嘔吐・下痢などの消火器症状の他、
膿皮症・マラセチアなどの皮膚炎
が挙げられています。

 

また、の皮膚疾患と併発して
いる場合には、アポキル錠の投与
によってそれを悪化させてしまう
ことがあるため、それらの治療は
適切に行う必要があります。

 

その他、他の薬剤との相互作用で
副作用のリスクを増加させる
可能性がありますので併用には
注意が必要です。

 

アポキル錠は2016年に発売された
新薬なので使用は慎重になる
獣医師もいます。
(アポキル錠に限らず新薬は、
副作用など何が起きるか分からないため)

 

ただ、現在では積極的に使用する
獣医師も増えていますし、今後
さらに症例報告なども増えてくる
と思いますので、有効性などが
分かりやすくなってくるのでは
ないかと思います。

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