アトピー・アレルギーなど

犬のアトピー性皮膚炎にインターフェロンの効果や費用など!

犬はさまざまな皮膚疾患が多い
ですが、治療をしてもなかなか
治りづらいものも多いです。

 

皮膚病の原因を突き止めて治療
しても思うように改善が見られ
なかったり、完治せず再発を
繰り返したり・・など。

 

そんなとき、実は皮膚疾患の
原因とは別にアトピーがあること
も多いです。

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アトピー性皮膚炎は、
犬の皮膚疾患の中で最も発生率
が高い皮膚病です。

 

そしてアトピーは完治が困難と
言われ、治療は、

*ステロイド

*抗ヒスタミン剤

*抗生物質

*薬用シャンプー

などの対処療法の他、

*栄養素の補給(必須脂肪酸など)

*食事療法(食物アレルギーに配慮)

などが行われていました。

 

ただ、アトピーの痒みに効果的な
ステロイドは長期の服用や投与量
によっては副作用が心配される
こともあり、なかなか治療が困難
な皮膚疾患とされていました。

犬のアトピー性皮膚炎!ステロイドの効果や副作用について!

 

しかし、2005年に犬のアトピー性
皮膚炎の治療薬として、
インターフェロンガンマ製剤の
『インタードッグ』が発売され、
2009年には、インタードッグの
高単位量の新製剤も発売されました。

 

アトピーで苦しむワンちゃんたち
に朗報!と話題になりましたね。

 

こちらでは犬のアトピー性皮膚炎
に対するインターフェロンの作用
や効果についてまとめてみました。

 

<イヌインターフェロンの作用とは>

 

イヌインターフェロン-γ(組換え型)
を有効成分とし商品名が
『インタードッグ』として発売
されました。

 

動物用としては猫のウイルス疾患
用に『インターキャット』が
ありましたが、そのイヌ版という
感じですね。

 

インターフェロンは、体内で病原体
や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応
して細胞が分泌する蛋白質のことです。

 

ウイルス増殖や細胞増殖の抑制、
また免疫系や炎症の調節などの
働きをするサイトカインの一種です

 

アレルギーは、体内の免疫物質
の不均衡(乱れ、異常)によって、
症状が現れます。

 

インタードッグはこの免疫物質の
バランス(サイトカインバランス)
を調整することで、アトピーの
症状を緩和させるという目的のお薬です。

 

ですから、皮膚症状などに直接
作用するお薬ではなく、体の根本
に働きかける、いわば『体質改善』
のためのようなお薬になります。

 

また、インタードッグは癌治療
にも使われるようになってきて
いて、『サイトカイン療法』
して免疫細胞を活性化して抗がん
作用を高めるという免疫療法の
一つとして効果が期待されている
薬剤です。

 

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<インタードッグの効果>

 

犬のアトピー性皮膚炎に対しては、
インタードッグを皮下に注射を
週3回、4週間継続によって、
72%の犬の痒みの改善が認められて
いるとされています。

 

そして、その後4週間は、週1回の
投与によって効果が持続すると
され、更なる改善が認められたと
の報告もあります。

 

また、難治性アトピーでは、
どうしてもステロイドの長期投与
になってしまいますが、インター
ドッグの併用でステロイドの減量、
もしくは休薬も可能になることが
期待できます。

 

その他、症状が軽度の場合や、
若齢で初期の場合などは、
週1回で2ヶ月間(8回)の投与で
週3回投与と同等の効果が得られる
場合もあると報告されています。

犬のアトピーに乳酸菌の作用や効果とは?おすすめサプリも!

 

<インタードッグの副作用>

 

インターフェロンは、体内でも
生産されている物質ですから、
基本的には副作用の心配は少ない
安全な薬剤とされていますが、
一応、可能性のある副作用としては
以下が挙げられます。

*発熱

*湿疹

*嘔吐

*軟便

*食欲減退

*元気減退

*振せん(無意識なふるえ)

*注射部位の疼痛 

*アナフィラキシーショック

などです。

 

副作用の心配はあまり心配する
必要はない薬剤ですが・・
インタードッグは費用がなかなか
高額です。

 

<インタードッグの費用>

 

病院によっても変わりますが、
おおよその目安として、

体重5kg以下で1回分の注射が
2,000~3,000円程度です。

中型犬~大型犬など体重が増えれば
その分高くなりますので、
1回の注射で4,000~10,000円程度
必要になると思われます。

 

また、インタードッグでの治療を
始めたからといってそれだけで
良いわけではなく、食事療法など
を行っている場合は継続が必要
ですし、即効性がある薬剤では
ないため、最初は他の内服薬など
との併用となります。

 

ただし、良い効果が得られれば、
他の薬剤などは止めたり減らしたり
もできるため、試してみる価値は
あると思います。

 

アトピーでは薬漬けになって
しまうことも多いのでそれを少し
でも減らしてあげられるといいですね。

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