皮膚の病気

犬の膿皮症!薬用シャンプーの種類や効果と自宅での注意点!

犬で頻繁に見られる皮膚病の
『膿皮症』は原因となっている
基礎疾患の治療とともに、皮膚
の細菌感染の治療を行うことが
必要になります。

 

皮膚の状態にもよりますが、
治療の基本は、抗生物質の投与
そして殺菌、消毒のための薬用
シャンプーです。
(場合によって塗り薬が処方される
こともあります。)

スポンサーリンク


そして、お薬は飲み薬があるので
お家での服用、また薬用シャンプー
も自宅でできればそれが一番です。

 

通常、皮膚や被毛をきれいにする
ためのシャンプーとは異なり、
有効成分が入った薬用シャンプー
を行うことで症状を改善させる
治療となります。(シャンプー療法)

 

こちらでは犬の膿皮症の治療に
重要な薬用シャンプーについて
まとめてみましたので参考に
してください。

犬の膿皮症の治療薬!抗生物質や塗り薬の種類や効果など!

<犬の膿皮症に有効な薬用シャンプーと成分>

 

犬の膿皮症の細菌感染の原因に
なっている細菌は主に『ブドウ球菌』です。

 

ですから薬用シャンプーは抗菌性
のタイプを使用することで効果が
得られます。

 

そして、抗菌シャンプーとして
配合される有効成分で代表的なのが
『酢酸クロルヘキシジン』です。

 

<酢酸クロルヘキシジンの特徴>

*幅広い抗菌作用

グラム陽性菌やグラム陰性菌など
広い抗菌スペクトル。

 

*効き目が早く持続効果

犬の皮膚表面の黄色ブドウ球菌
などを2分以内に死滅。
抗菌活性が1時間以上続き、
イソジンよりも有効性が高い。

 

*刺激・毒性が低い

安全性が高い。
アレルギー反応を起こすことが
少ない。

 

*低濃度でも殺菌作用がある

一般細菌には通常濃度0.5%で使用

 

この酢酸クロルヘキシジン配合
で代表的なのが

・ノルバサンシャンプー(ケーワン)

・酢酸クロルヘキシジンシャンプー(フジタ製薬)

です。

どちらも酢酸クロルヘキシジン配合
は0,5%で、コンディショニングも
配合されています。

 

価格はフジタの酢酸クロルヘキシジン
シャンプーの方がお手頃です。

 

そしてもう一つ、

・マラセブシャンプー(ダーマケアー社)

というのがあります。

こちらの有効成分は、
・ミコナゾール硝酸塩
・酢酸クロルヘキシジン
です。

膿皮症への効果もありますが、
これは主に膿皮症の原因が
マラセチア(真菌)であった場合
に使用されるシャンプーです。

 

ですから、皮膚の状態によっては
マラセブの方が効果的とされる
場合もあります。

 

ただ、マラセブは少し刺激がある
ため、皮膚の炎症がひどい場合
には痛みを感じることもあります。

 

スポンサーリンク


<薬用シャンプーの使い方>

 

シャンプーの方法、手順としては
通常のシャンプーとほぼ同じです。
お湯は極力ぬるま湯か夏場であれば
水にしましょう。

 

被毛を良く濡らして、しっかりと
皮膚までシャンプー剤が行き渡る
ように擦り込みます。

 

各薬用シャンプーの適用量を手に
取り、特に症状がひどい部分から
付けて、軽くマッサージしていきます。

 

シャンプーの適用量の目安:

1,5~3kg未満/5~10ml
3~5kg未満/10~15ml
5~10kg未満/15~25ml
10~20kg未満/25~40ml
20~40kg未満/40~60ml

 

シャンプー剤を良く泡立て体全体に
行き渡ったらそのままの状態で
5分ほど放置します(マラセブは10分)
その後、ぬるま湯で良くすすぎます。
シャンプー剤が皮膚に残らないよう
に時間をかけて良くすすぎましょう。

 

タオルドライ後、必要に応じて
ドライヤーで乾かします。

 

毛の長さにもよりますが、
しっかりとタオルドライできて
いればドライヤーは使わない方
が刺激になりにくいです。
(ドライヤーを使用する場合は、
温風ではなく冷風がベストです。)

 

これを週に2~3回行うようになります。

 

全体的になるべく皮膚に刺激を
与えないように、優しく行いましょう。

犬の膿皮症は人や他の犬にもうつる可能性はある?原因は?

<薬用シャンプーの副作用や注意点>

 

基本的に刺激が少なく安全性の
高いシャンプーですが(マラセブ
は皮膚の状態によって刺激あり)
シャンプー中に犬が大量に舐めて
しまうと胃腸炎(下痢や嘔吐)など
を起こしてしまう場合もあります。

 

シャンプー中は、極力舐めさせない
ように注意しましょう。

 

また、クロルヘキシジンは目に
入ると毒性がある場合があります
ので注意しましょう。

 

その他、皮膚状態によっては
シャンプーすることによって症状
の悪化が見られることもあります。

 

また、稀にアナフィラキシーなど
が起こることもあります。

 

この場合には、使用を中止して
動物病院で診察を受けてください。

 

いずれにしろ、薬用シャンプー
はお薬と同じですので、しっかり
と症状に合わせて使用することが
大事です。

 

また、膿皮症を起こしやすい犬の
皮膚は非常に敏感です。
ですから、むやみに自己判断で
薬用シャンプーをすることは
避け、病院で診断を受けてからに
しましょう。

 

根本原因を取り除かない限り、
膿皮症の治療だけを行っても
良い効果は見られないことが
ほとんどです。

スポンサーリンク


関連記事

  1. 犬の真菌症の治療に効果的な薬用シャンプーや薬浴法など!
  2. 犬猫の皮膚専門or皮膚科のある東京都内の動物病院まとめ!
  3. 犬の皮膚トラブル対策に効果的!保湿による改善や予防法とは?
  4. 犬の膿皮症は人や他の犬にもうつる可能性はある?原因は?
  5. 犬の膿皮症の治療薬!抗生物質や塗り薬の種類や効果など!
  6. 犬の耳が臭い赤い痒がるなどの原因と考えられる病気について!
  7. 犬の疥癬の検査や初期症状とは?治療薬や注射の効果など!
  8. 犬のアトピー性皮膚炎!ステロイドの効果や副作用について!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

内分泌疾患

寄生虫について

犬種

検査や手術など

泌尿器の病気

口臭について

犬のニュース・エンタメ

皮膚の病気

犬のニュース・エンタメなど

アトピー・アレルギーなど

薬やサプリなど

症状から見る犬の病気

動物病院について

癌・腫瘍

歯周病

消化器の病気

生殖器の病気

避妊・去勢手術について

PAGE TOP