癌、腫瘍

犬の口腔内メラノーマの手術や治療の費用と経過や予後など!

犬のメラノーマ(悪性黒色腫)
は、発生部位によって悪性度や
その後の経過が変わる腫瘍です。

 

そして犬の口腔内に発生する
悪性腫瘍(がん)で最も多いのが
メラノーマです。(2番目が扁平上皮癌)

 

つまり、犬の口腔内にできた
メラノーマは悪性度が非常に高い
腫瘍となります。

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犬の悪性腫瘍(癌)ではその発生部位
がどこであれ、治療の第一選択は
外科手術による切除です。

 

そして、口腔内メラノーマも同様、
腫瘍部位を含め、広範囲の切除が
勧められます。

 

こちらでは犬の口腔内メラノーマ
の手術や治療について、経過や
予後など、また費用について
まとめてみました。

 

<犬の口腔メラノーマの治療・手術>

 

犬の癌治療は、

*外科療法(手術)

*化学療法(抗がん剤)

*放射線療法

の三本柱と、近年はそれに免疫療法
などが加わっています。

 

そしてほとんどの場合、外科手術
による原発巣の切除、状態に
よって術後に抗がん剤や放射線など
の治療が行われます。
(年齢や転移の有無、また全身麻酔が
かけられない体の状態などによって
は、手術を行わず、他治療が選択
されることもあります。)

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口腔内メラノーマの場合、
悪性度が非常に高く、転移率も
高く、予後も悪いとされますが、
それでも基本的には手術による
切除が第一選択となります。

 

腫瘍の発生部位にもよりますが、
いずれにしろ口腔内であれば、
腫瘍がどんどん大きくなることで
摂食障害を起こし、最終的に何も
食べられなくなってしまいます。
(最悪、餓死ということもあります。)

 

そのため、すでに転移があったと
しても生活のQOLを上げるため、
まずは切除できるだけ広範囲に
切除、その後に抗がん剤や放射線
といった治療が選択されるのが一般的です。

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『手術』

腫瘍の部位や大きさにもよりますが、
悪性腫瘍では腫瘍の周り、大きめに
マージンを取って切除するのが基本です。

 

ですから、状態によっては下顎や
上顎の一部を切除することも
珍しくはありません。

 

また、唇や頬の部分まで切除が
必要で、顔面が変形してしまう
ことも多いです。

 

しかし、それでも食事は取れます
ので、なるべく再発しにくいよう
に広範囲の切除となります。

 

手術を行わない場合、腫瘍が大きく
なりすぎていて取りきれない場合、
また広範囲の切除ができない
(難しい)場合には、取れる分だけ
取って後は抗がん剤や放射線で残り
の腫瘍をやっつけるようになります。

 

『放射線』

口腔メラノーマでは、放射線治療
も有効で、約30%が部分寛解
約60%が完全寛解に至るとされています。

 

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『抗がん剤』

また、転移の確率が高いため、
抗がん剤での全身療法も必要に
なります。(手術後の補助的な
役割)

メラノーマでは一般的に、
カルボプラチン(プラチナ系抗がん剤)
やチロシンキナーゼ阻害剤の
分子標的薬などが使われます。

 

手術費用は、腫瘍の場所や大きさ、
犬の大きさにもよりますが、
おおよその目安は手術+麻酔代で、
30,000~150,000円程度になると
思われます。

 

またその後の治療にもよりますが、
抗がん剤や放射線治療を行う場合
には、数十万円~は必要になります。

 

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<犬の口腔内メラノーマの治療経過や予後など>

 

最初に治療を始めたときの
進行度(ステージ)にもよりますが、
口腔内メラノーマでは、予後は
悪く、長期生存率も低いです。

 

ただし、腫瘍の大きさが2cm以下
でリンパ節や他の臓器への遠隔転移
が見られない場合は、積極的な
外科治療(広範囲の切除)によって
完治が望める場合もあります。
(またステージⅠではⅡ、Ⅲ
に比べ2倍以上の生存期間。)

 

遠隔転移率(最大で80%)が
高いため、手術部位の再発が
なくとも転移(肺転移)によって
亡くなってしまうことも多いです。

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犬の口腔メラノーマでは、

無治療の場合:
平均生存期間/65日

外科手術のみの場合:
平均生存期間/150~480日
1年生存率/20~35%

放射線のみの場合:
平均生存期間/120~360日
1年生存率/36~48%

とされています。

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ステージにもよりますが、
手術によって完全切除を目指し、
その後に放射線、また抗がん剤など
補助療法を行うというのが一番
効果的な治療となります。

 

また、近年は副作用の少ない
免疫療法も動物医療で行われる
ようになってきていて、良い効果
も多く報告されてきています
ので治療の選択肢は今後増えていく
ことと思われます。

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