避妊・去勢手術について

犬の避妊手術の流れ~絶食や手術,入院から退院後のケアまで!

犬は猫ほど不妊手術の重要性
は叫ばれていませんが、病気の
予防、また長生きのためには
子供を生ませるつもりがないので
あれば早めに避妊手術を受けさせ
ることが推奨されます。

 

ただ、手術と聞くと怖いですし
不安になりますよね。
入院も必要ですし、色々と気に
なることも多いと思います。

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そこでこちらでは犬の避妊手術
の流れ~術前の準備から手術、
入院など院内で実際どのような
手順で手術が行われているのか、
また退院後の注意点などについて
まとめてみましたので参考にして
ください。(オスの去勢手術も
全体的な流れとしては同じです。)

 

<術前検査>

 

手術前には、全身麻酔に耐えられる
状態であるかの検査が行われます。

 

手術にもよりますが、基本的に
何か危険な状態に陥ることが
あるとすればそれは麻酔による
ものです。

犬の全身麻酔のリスク!体の負担や副作用,後遺症や死亡率など!

 

特に避妊手術では手術が失敗など
ということはまずありません。

 

ですから、術前には血液検査
が行われ、

・貧血はないか?

・白血球や血小板は正常か?

・血糖値は正常か?

・腎臓や肝臓はしっかりと機能
しているか?

などを調べます。

 

麻酔薬を解毒させるのは肝臓、
麻酔薬を体外に排泄するのは腎臓です。

 

ですから、肝臓、腎臓の働きは
非常に重要になります。

 

通常、若い子(5歳くらいまで)
であれば異常のないことが
多いですが、高齢の場合などは
異常値が出ることもあります。

 

その場合、麻酔はかけられません
ので手術も行えないということ
になります。

 

また、年齢や状態によっては、
レントゲンや超音波検査などが
必要になることもあります。

 

そして、検査で異常がなく麻酔が
OKとなれば手術の予約をするよう
になります。

 

<手術前日>

 

手術日が決まったら、前日の夜
から絶食になります。
(手術中に嘔吐して誤嚥してしまう
と危険なため)

 

前日の夕飯までは普通に食べさせ
て、夜9~10時以降は絶食と
なることが多いです。

 

また、お水もダメですが、
季節によってはお水は当日の朝
までは大丈夫な場合もあります。
病院によく確認しましょう。

 

<手術当日>

 

病院にもよりますが、基本的
には動物病院では手術時間を
昼間にとってあります。

 

ですから、昼まで(午前中のうち)
に連れていくようになります。
10時までに・・など病院によって
も変わります。

 

そして、その日は入院となります
のでそのまま預けて帰るように
なります。

 

:麻酔~手術前準備

お預かりしたワンちゃんは
手術開始の時間まで入院室での
待機となります。

 

時間になると全身麻酔から
術前の準備になります。

 

静脈からの麻酔薬注入で入眠

気管チューブ挿入

吸入麻酔で維持

モニター装着(心電図や血圧など)

点滴開始、静脈確保

圧迫排尿(尿が溜まっている場合)

術野の毛刈り、消毒

抗生物質や痛み止めの注射
(これは術後に注射する場合も)

ここまでが約15~20分程度です。
その後手術開始となります。

 

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:手術~術後管理~入院

手術時間は犬の大きさや獣医師の
技術にもよりますが30分~1時間
程度になります。

子宮と卵巣を摘出します。

 

手術後は傷口の保護のテープや
場合によって腹帯などを着せます。

 

手術終了前に麻酔は少しずつ
濃度を薄くし、終了と共に切り
ますので、5分程度で少しづつ
麻酔は覚めてきます。
(個体差はあります)

 

そしてある程度、麻酔が覚めて
きたら、モニターや点滴など
を外し、入院室や術後管理の
部屋に入ります。
(病院によっては点滴は術後も
続ける場合があります。)

 

通常は30分もすれば麻酔は
しっかりと覚めていますが多少
ボーっとした感じが残っています。

 

特に異常がなければその後も
入院室で安静にしててもらいます。

 

そして、避妊手術の場合は、
手術当日の夜から夕飯を与える
ようになります。

 

ガツガツ食べる子もいれば
全く食べない子もいます。
食べない場合でも状態が安定
していれば問題はありません。

 

また、元気があればオシッコ
させるために軽く運動場に出す
こともあります。(特に大型犬など)

 

そしてその日はそのまま入院と
なります。
通常は入院は一泊のことがほとんどです。

 

:翌朝~退院まで

翌朝はすっかりフツーの様子に
戻っています。

 

朝は抗生物質の注射や傷口、
全身状態のチェックなどを行い
異常がなければ退院となります。

 

翌日であればお迎えはいつでも
となることが多いので行けるの
であれば午前中に行ってあげる
とワンちゃんは喜びますね。

 

:退院後のケア・注意点

退院後はフツーの生活で問題
ありませんが、病院から抗生物質
の飲み薬が処方されますので
それを忘れずに飲ませましょう。
(通常1日2回、一週間程度)

 

そして、注意しなければいけない
のが傷口をワンちゃんが自分で
舐めないようにすることです。

 

基本的には、エリザベスカラー
や腹帯などなんらかの予防策
がされた状態で退院してくる
はずです。

犬の避妊手術後のエリザベスカラー装着期間はいつまで?

お薬を飲ませること。
傷口を舐めさせないように
すること。

この二点です。
あとは普段通りで問題ありません。

 

お散歩も嫌がらなければ
連れていって大丈夫です。

 

ただし、神経質な子などは
入院や手術のショックから
しばらくは元気がなくなったり
食欲が戻らない子もいますが
他に症状がなけれ2~3日は
様子を見て大丈夫です。

 

徐々に戻っていくはずです。

 

・呼吸がおかしい。
・舌の色が紫になっている。
・グッタリしている。

などがある場合はすぐに病院に
連絡しましょう。

 

その他、抗生物質のお薬で
下痢をする場合もありますので
あまりひどいような場合には
病院に連絡しましょう。

 

抜糸は病院にもよりますが
通常1~2週間後です。
特に異常がなければそれまで
通院する必要もありません。

 

避妊手術後は太りやすくなります
ので食事は量を減らすか、
カロリーの低いものにするなど
肥満に注意してくださいね。

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