癌、腫瘍

犬の癌が肺に転移!症状や治療法と余命などについて!

犬の癌にもさまざまなあり、
種類によってその特徴も異なります。

 

・悪性度が高いもの
・治療が難しいもの
・進行が早いもの
・再発しやすいもの
・転移しやすいもの

などなど、一言で癌と言っても
その病態はいろいろです。

 

また発生部位によっても
その症状はさまざまです。

スポンサーリンク


そして完治が難しいものでは、
治療を行っても癌は少しずつ
進行していき、末期を迎えること
になります。

 

癌の末期では癌が他の臓器に転移
している状態です。

 

『転移』とは、癌細胞が最初に
発生した部位(原発)から血液や
リンパ液の流れに乗り、他臓器や
器官に移動、そこで増殖することです。

 

この転移はさまざまな臓器
(脳や骨、肝臓など)で見られます
が、多いのが『肺転移』です。

 

そこで今回は『犬の癌の肺転移』
についてまとめてみました。

犬の癌の放射線治療!方法や費用、効果や副作用について!

<がんの肺転移>

 

どんな癌でも基本的には、離れた
臓器への転移がある状態は
ステージⅣと言われる状態です。

 

また、転移による肺がんが
見つかった場合はすでに肺以外
全身にがん細胞は広がっている
と考えられます。

 

そして、一般的に犬猫の場合には、
肺転移が分かるのはレントゲン
検査ですが、レントゲンでは
肺がんがおおよそ3~5mm以上の
大きさでないと発見、診断するのは
難しいのです。

 

CTやMRIなどの検査では極初期の
肺がん転移、また他の臓器の転移
も発見できますが、動物の場合は
それらの施設がある病院も限られ
ていて、また検査には全身麻酔が
必要になるため、一般的ではありません。

 

ですから、肺転移も初期での発見
は難しく、レントゲンで転移が
分かった時にはすでに肺がんと
しても進行している状態なのです。

 

特に犬猫の場合には、肺がんの
症状(肺水腫、咳、呼吸困難)が
出ていて、検査するとやはり
肺がんだったということも多い
のです。

 

また、もとの癌(原発巣)も早期
での発見ができなかった場合、
また放置していた場合などは診察、
検査の段階ですでに肺に転移を
起こしていたということも少なくはないです。

 

スポンサーリンク


<肺転移(肺がん)の症状>

 

初期では症状はほとんどありません
が進行してくると、

・食欲不振

・元気消失

・動きたがらない

・嘔吐(血痰)

・咳

・呼吸困難

などが見られます。

 

特に咳や呼吸困難は肺がんの
末期の特徴でもあり、胸水が
溜まってきている状態で、
努力性の呼吸が見られたり、
ゼーゼーという呼吸音が胸の
あたりから聞こえたりします。

 

また呼吸ができず、チアノーゼ
を起こすと突然倒れたりなども
あります。

 

そしてこれらの症状は犬に
とっても相当苦しいものです。

犬の癌など病気にペット用ブロリコの効果や抗がん作用とは?

<肺転移(肺がん)の治療>

 

肺がんが転移であれ、原発巣であれ
肺の腫瘍の手術(切除)というのは、
現在の動物医療ではほとんど行われ
ることはありません。

 

肺がんの手術では人工心肺装置など
の医療設備、また高度な技術が
必要となり、現実的には無理で
症例報告などもほぼありません。

 

ですから、肺がん治療では、
抗がん剤などの化学療法放射線
療法がメインになります。

 

ただし、転移性の肺がんの場合は、
完治が望めないため、対処療法
で症状の軽減を目的にした治療
が行われることがほとんどです。

 

全身状態によっても異なりますが
抗生物質、鎮痛剤など、また
胸水が溜まっている場合などは
利尿剤も使用されます。

 

どこまで治療を行うかというのは
飼い主さんの希望にもよりますが、
とにかく呼吸を楽にしてあげる
ための治療がメインになります。

犬の癌にステロイド(プレドニゾロン)の効果や副作用など!

 

<肺がん(肺転移)の余命について>

 

肺への転移が見つかった時点で
末期です。

 

癌の種類やその時点での全身の
状態、肺の状態にもよりますが、
余命は平均で3ヶ月前後と言われる
ことが多いです。

 

ただし、対処療法ではなく、
がんに対しての積極的な治療を
行うかどうかによっても変わります。

 

今は、副作用の少ない免疫療法
なども増えてきていますので、
状態によっては延命も期待できます。

 

また、積極的な治療を行わない
までも、最低限の対処療法で、
苦痛を軽減してあげ、後は極力
ストレスのない生活をさせて
あげることが延命にもつながると
思います。

 

いずれにしろ、ワンちゃんの
体の状態を良く把握し、その後
について獣医師とも相談する
ことが大事です。

スポンサーリンク


関連記事

  1. 犬の肥満細胞腫の手術費用や術後の治療、予後について!
  2. 犬のイボやしこりは癌の可能性も?悪性度の高い腫瘍の特徴!
  3. 犬の癌による足の切断(断脚)!手術の経過や痛み、予後など!
  4. 犬の乳がんの末期症状と延命や緩和治療、余命について!
  5. 犬の扁平上皮癌!抗がん剤治療や放射線療法の効果や予後など!
  6. 犬の眼球メラノーマの症状や治療、手術(眼球摘出)費用など!
  7. 犬の癌の放射線治療!方法や費用、効果や副作用について!
  8. 犬の悪性リンパ腫!ステロイド治療の効果や抗がん剤との違いは?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

内分泌疾患

寄生虫について

犬種

検査や手術など

泌尿器の病気

口臭について

犬のニュース・エンタメ

皮膚の病気

犬のニュース・エンタメなど

アトピー・アレルギーなど

薬やサプリなど

症状から見る犬の病気

動物病院について

癌・腫瘍

歯周病

消化器の病気

生殖器の病気

避妊・去勢手術について

PAGE TOP