癌、腫瘍

犬の癌にステロイド(プレドニゾロン)の効果や副作用など!

犬のがん治療では、
手術が第一選択になることが
多いですが、状況によっては
抗がん剤治療免疫療法など
を行うこともあります。

 

抗がん剤治療もがんの種類や
病状によってさまざまな薬剤
の組み合わせが考えられますが
効果や副作用、また費用面など
もあり、なかなか決断できない
場合も多いようです。

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そして、がん治療において
抗がん剤と同じく名前が出てくる
薬剤に『ステロイド』があります。

 

ステロイドは犬に処方されること
で多いのが皮膚のアレルギーや
外耳炎などの炎症(痒み)止めだと
思います。

 

程度によりますが、赤みや痒み
がひどい場合などにステロイド
で炎症をひかせて、その後は
少しづつお薬を減らしていって
やめるといったパターンですね。

 

そしてステロイドで代表的なのが
プレドニゾロンですが、これは
副腎皮質ホルモンでさまざまな
治療に使われるお薬ですが抗がん剤
に分類される薬剤ではありません。

 

しかし、ステロイド自体にも
抗がん作用があるため、抗がん剤
の一つとして処方されることも
あるのです。

 

こちらでは、犬の癌治療における
ステロイドの作用や効果、副作用
についてまとめてみました。

 

<癌へのステロイドの作用や効果>

 

通常、抗がん剤治療は作用機序
の異なる抗がん剤を組み合わせ
定期的な投与を行うプログラム
を決めて治療に入ります。

 

しかし、治療費の問題や病状など
によって積極的な抗がん剤治療を
行わない場合などに安価で手間も
かからないステロイド治療が推奨
されることがあります。

 

一般的な抗がん剤治療に比べると
やはり効果は劣りますが、それでも
何もしないよりは状態が良くなり
延命効果も期待できるためです。

 

そして特にステロイドが効果的
なのが悪性リンパ腫です。

犬のリンパ腫!抗がん剤治療の効果や副作用、費用など!

 

ステロイドは抗がん剤とは異なる
作用の薬ですが、リンパ球を破壊
する働きがあります。

 

また、元気や食欲の回復、
炎症を鎮める効果もあるため
リンパ腫の症状を改善すること
ができます。

 

状態によっては、ステロイド
のみの治療でも寛解(継続的に
症状が軽減すること)にまで
持ち込めることがあるほどの
効果が期待できる場合もあります。

 

そのため、抗がん剤治療を望まない
場合にはステロイドのみの治療
を勧める先生も多いです。

 

ただし、ステロイド治療は効果が
あまり長続きせず、長期に継続
すると徐々に効果が落ちてきます。
また副作用も出やすくなってきます。

 

ですから、状態にもよりますが
抗がん剤治療ができるのであれば
やはり抗がん剤を・・
そうでない場合にステロイドで
延命&QOLの向上をといった感じ
での選択になる場合が多いです。
(獣医師の考えもさまざまですが)

 

また、様子を見ながらステロイド
もなるべく長く効果を維持できる
ように投与量などを調整していく
ようになります。

 

他の癌でも同じように使われる
ことも多いですし、抗がん剤の
効果が出なかった場合や、また
残り(余命)の生活が少しでも楽に
(痛みや苦しみの軽減)過ごさせる
ためにとステロイドは使われます。

 

またステロイドは飲み薬で手軽に
投与できますし、通院をしなくても
自宅で治療が行えるのが利点
言えます。

 

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<ステロイドの副作用>

 

ステロイドと言えば副作用の心配
が一番に挙げられる薬剤ですよね。

 

もちろん、投与量や投与法に
よっては、深刻な副作用を起こす
可能性がありますが、ステロイド
の特性を理解して慎重に投与すれば
副作用のリスクは最小限に抑えられます。

 

また犬や猫の場合、人よりも
ステロイドの副作用は出にくい
されています。

 

ステロイドの副作用として、

*食欲増進

*多飲多尿

が挙げられますがこれは、
過剰投与や連用ではなくても
出現する短期的な副作用で、
投与を止めればなくなります。

 

その他、投与量や個体差に
よって、

*消化器症状(嘔吐・下痢など)

*皮膚などの感染症

が起きることがあります。

 

そして、過剰投与長期投与
よって(高用量で2ヶ月以上、
低用量で1年)ステロイドの典型的
とも言える副作用で、

*筋肉の低下

*皮膚の薄弱

*肥満

*肝臓の障害

*糖尿病

*胃や十二指腸潰瘍

*副腎の機能低下(クッシング)

などが起こります。

 

ただ、癌治療としてステロイド
が使われる場合には、通常の
アレルギーなどの治療よりも
高用量で効かせる必要もあり、
副作用の出ないギリギリのライン
で投与を行うことも多いです。
(状態や個体差にもよる)

 

また、延命や楽に過ごさせて
あげるためのステロイドの投与
の場合には、余命なども考慮に
入れ、副作用よりも効果を優先
する場合もあります。

 

癌の進行具合、犬の全身状態、
治療の効果などによって
獣医師と相談しながらステロイド
を調整していくようになります。

犬の癌にアガリクスの効果は?効能や抗がん作用などまとめ!

 

また、獣医師や病院によっても
癌治療の方法や考え方はさまざまです。

 

少しでも納得できない、悩む
ところがあるのであれば
セカンドオピニオンを受ける
ことが大事です。

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