犬の病気

犬の癌が自壊(破裂)!痛みや出血,膿など症状や対処法まとめ!

犬の体表にできる腫瘍にも
色々なタイプがあり、発生場所
もさまざまです。

 

そして、基本的には発見したら
外科手術による切除、病理検査
という流れが一般的です。

 

腫瘍のタイプにもよりますが、
小さなうちに切除してしまうのが
犬にも負担が少なく、予後も良好
のことが多いためです。

スポンサーリンク


悪性の癌はどんどん成長して
大きくなっていきますし、良性の
腫瘍でも大きくなることが多く、
また良性から悪性になってしまう
可能性もあります。

 

そのため、腫瘍はまず切除が可能
な場所で麻酔に耐える全身状態で
あれば手術が基本となります。
(転移の有無や年齢にもよる)

 

しかし、何らかの理由で手術を
しなかった、できなかった・・
などの場合や抗がん剤など他の治療
で腫瘍の進行を抑制できなかった
場合など、腫瘍は大きくなりやがて
自壊(破裂)します。

 

自壊の症例で多いのは乳がん
(乳腺腫瘍)ですが、肛門周囲腺腫
や、四肢や顔面にできる腫瘍
などでも自壊は見られます。

 

こちらでは犬の癌(腫瘍)が自壊
した場合の症状、治療、自宅での
対処法などについてまとめて
いますので参考にしてください。

犬の癌が肺に転移!症状や治療法と余命などについて!

<自壊とは>

 

腫瘍の場所や犬の大きさにも
よりますが、おおむね5~6cmを
超えると自壊する可能性が高くなります。

 

自壊とはいわゆる腫瘍が自然に
破裂してしまい、表面の皮膚を
破って中の腫瘍細胞がむき出し
になり、壊死した細胞から出血
したり膿が浸出してくる状態です。

 

腫瘍は皮膚で覆われている状態
の時には、外見上は出血もない
ですし、特に臭いもありません。

 

しかし、腫瘍が大きくなるに
つれて内部(中心部)には栄養が
行き届かなくなり、壊死して
いることが多いのです。

 

そして、腫瘍が大きくなり、
自壊が近くなるにつれ、痛み
強くなってきます。

 

そのため、その部分をしきりに
舐めたりするしぐさが見られたりします。

の癌など病気にペット用ブロリコの効果や抗がん作用とは?

そして、自壊が起きると、

*浸出液(膿など)

*出血

*疼痛

*悪臭(腐敗臭)

の症状が出ます。

 

そして通常のケガや傷の化膿と
異なり、腫瘍の自壊部位を塞ぐ
(治す)ことはできません。

 

また、自壊した腫瘍(壊死した
細胞)の臭いはとても強烈です。

 

その臭いによってハエがたかり、
卵を産みつけ、ウジが湧くこともあります。

 

そして、自壊部位から出血が
続くことによって貧血になります。

 

また、続く疼痛癌の進行や
転移によって衰弱していきます。

 

スポンサーリンク


<自壊創の治療>

 

自壊した腫瘍を治すことはできず
腫瘍そのものを手術によって
切除する以外に方法はありません。

 

ですから、手術できる状態で
あれば自壊してからでも手術で
切除を行うべきです。

 

痛みと苦痛を伴いながら自壊した
腫瘍を抱えて生活するストレスを
思えば手術によるリスクを考えても
自壊腫瘍を切除してあげる方が
残りの生活のQOLを向上させて
あげられる可能性が高いです。

 

しかし、手術が困難な部位、
手術できない体の状態、年齢、
すでに他に転移が広がっている
場合、またその他の理由によって
手術を行わない場合には、対処療法
を行うようになります。

対処療法としては、

*患部を清潔に保つ

*感染予防、損傷部位の修復補助薬を塗布

*犬が患部を舐めないように保護

*疼痛の緩和

などが基本となります。

 

そしてこれらは毎日(1日1~3回)
の処置が必要ですので自宅で
飼い主さんが行うようになります。

 

消毒やお薬などは病院によっても
変わりますが、一般的には、

*消毒

ポピドンヨードのイソジン液を
薄めて使用します。

 

*外用薬

・浸出液を吸着、損傷部の修復
を助ける外用散剤のイサロパン
(粉薬)。

・院内調剤のMohsペースト(軟膏)
腫瘍からの出血や悪臭、疼痛や
感染などを抑制。

などが使われます。

 

病院で処方してもらいましょう。

 

基本的には、消毒→外用薬の塗布
→患部の保護(ガーゼ・腹帯など)
となります。
これを状態によって一日1~3回。

 

治療によって多少、出血や浸出液
が減少しますがそれでもじわじわ
と出てくるため、ガーゼやオムツ、
ナプキンなどで流出を防ぎ、その
上に包帯(腹帯)などで保護する
のがベストです。

 

今は術後腹などもさまざまな
タイプが販売されていますので
それを活用するのもいいですね。

 

また、部位(場所)によっては、
エリザベスカラーの装着が必要に
なることもあります。

ご自分で部位に合わせてカバー
できる服などを作ったり
される方もいらっしゃいます。

 

ワンちゃんが自分で自壊部位を
舐めないようにすることも大事
ですが、特に室内飼育の場合には、
浸出液が漏れて部屋中が汚れて
しまうことも多いため、なるべく
それをカバーできる形状のものが
いいですよね。

犬の癌にアガリクスの効果は?効能や抗がん作用などまとめ!

 

<疼痛の緩和と全身状態の管理>

 

外用薬には痛みを軽減できる
ものもありますが、状態に
よっては、痛み止めなどの処方
が必要になることもあります。

 

また、癌は肺に転移することも多い
ため、呼吸が苦しくなったり咳が
止まらなくなったりすることも
あります。

 

その他、貧血の程度や全身の状態
など、定期的な検査を受け、
延命はしないとしても少しでも
苦痛を減らしてあげられるように
してあげましょう。

スポンサーリンク


関連記事

  1. 犬の認知症に漢方薬は有効?その役割と作用、効果について!
  2. 犬の認知症に効果的なサプリは?症状改善や進行の抑制など!
  3. 犬の悪性リンパ腫の末期症状や余命、安楽死の選択について!
  4. 犬の腫瘍の病理検査(生検や細胞診)!方法や費用について!
  5. 犬のメラノーマ(悪性黒色腫)の放射線治療の経過、予後など!
  6. 犬のリンパ腫!抗がん剤治療の効果や副作用、費用など!
  7. 犬の分離不安症の薬の種類や効果は?副作用や注意点など!
  8. 犬の眼球メラノーマの症状や治療、手術(眼球摘出)費用など!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

内分泌疾患

寄生虫について

犬種

検査や手術など

泌尿器の病気

口臭について

犬のニュース・エンタメ

皮膚の病気

犬のニュース・エンタメなど

アトピー・アレルギーなど

薬やサプリなど

症状から見る犬の病気

動物病院について

癌・腫瘍

歯周病

消化器の病気

生殖器の病気

避妊・去勢手術について

PAGE TOP